EYに第二新卒で転職する難易度って高いの?
結論、EYに第二新卒で転職する難易度は高いです。
というのは、応募条件が厳しいんですよね。
そこでこの記事では、
- EYに第二新卒で転職する難易度【特に3つの応募条件が厳しい】
- EYの第二新卒の面接のコツ【◯◯対策をしないとほぼ落ちる】
- 【EYがエントリー期間なら】第二新卒におすすめな外資コンサル会社
こうしたテーマで解説しますね。
私について
- 元外資コンサル社員
- 一度外資コンサルの面接に落ちてから、リベンジして転職したので、そのコツを解説しますね
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。
なお、EYのケース面接や面接のコツはこちらの記事でも解説しています。
EYSCについて
※本記事ではEYグループでコンサルティング分野を担当しているEYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)について解説します
その他のEYグループ(監査法人など)について知りたい場合はこちら(EY公式サイト)
もくじ
EYの第二新卒の難易度は?
結論、EYに第二新卒で転職する難易度は高いです。これは応募条件が厳しいからであり、例えば下記があります。
※ケース面接とは?EYのケース面接を突破するコツについては本記事のこちら(EYの第二新卒のケース面接のコツ)で解説しますね。
さて、具体的な応募条件は下記↓
EYの第二新卒の応募条件
EYの採用サイトによると、応募条件は下記です。
- 選考時点で社会人経験3年未満
- コンサルティングファーム、SIerでの経験、または事業会社での全社横断系プロジェクト(経営企画室、IT、新規事業、業務効率化、デジタル支援など)などに携わった経験
- EYSC指定の採用選考にご参加いただける方
- 4月または10月入社が可能な方
【語学力】
- 日本語…ビジネスレベル(日本語能力検定1級相当)以上が必須要件
- 英語…ビジネスレベルの方歓迎(向上意欲があれば日常会話レベルも可)
引用元:EYSC採用サイト
コンサルやSIer出身者なら問題ないのですが、
もしそれ以外(=事業会社)から転職するなら「全社横断プロジェクトなどに携わった経験」というのがハードルが高いですよね。
注意:山場はケース面接
EYの中途面接で確実に実施されるケース面接(通過率は約20〜30%)の対策を必ずすべきです。
ケース面接では、例えば
- 企業の売上を2倍にするための施策と数字的な根拠は?
- 満員電車を解消するための施策とその効果は?
などの問題が出題されます。
流れは「特定の課題が出題される→考える→回答と理由を説明→面接官とのディスカッション」です。
ハッキリ言って、しっかり対策しないと天才じゃない限りほぼ確実に落ちます。
だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル面接の独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&面接官とディスカッションする」という経験ができず、面接で一発勝負になるからですね。
なおケース対策には、無料のMyVisionが個人的におすすめですね。EYへの転職サポート実績がダントツに多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
下記の紹介実績があるみたいですね。
EYの第二新卒の募集期間
EYSCの第二新卒へのエントリー期間に明確な定めはありませんが、4月または9月入社枠での募集がされています。
4月または10月入社
引用元:EYSC採用サイト
もしこの期間を逃してしまった場合のコツは本記事のこちら(EYの第二新卒がエントリー期間外なら)で解説していますので安心してくださいね^ ^
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。
EYの第二新卒の募集職種
EYSCの第二新卒採用では、ビジネスコンサルタントとテクノロジーコンサルタントが募集されています。
募集職種 ビジネスコンサルタント、テクノロジーコンサルタント 給与待遇 大卒:600万円
院卒:610万円勤務地 〒100-0006
東京都千代田区日比谷1-1-2 東京ミッドタウン日比谷勤務時間 午前9時30分から午後5時30分
※原則フルフレックス、業務都合によりフレックスタイムの適⽤及び時間を変更することがある引用元:EYSC採用サイト
なお、2つの職種の違いは下記です↓
EYに第二新卒には2つのキャリアがある
EYSCに第二新卒(または新卒)で入社すると下記のいずれかに所属することになるようですね。
EYのビジネスコンサルタントのキャリア
ビジネスコンサルタントはAdvisory Consultant Group(ACG)というグループに所属し、
特定の分野に限定せず、幅広い分野のプロジェクト経験を積めるようです。
一方で、大学や前職でテクノロジー、戦略、ファイナンス系の知識を身に付いている場合は下記↓を希望できます。
EYのテクノロジーコンサルタントのキャリア
テクノロジーコンサルタントの場合はTechnology Consultant Group(以下、TCG)というグループに所属します。
主にテクノロジーコンサルタント、戦略コンサルタント、M&Aフィナンシャルアドバイザリーコンサルタントという職種があり、それぞれの専門性をUPさせるようなプロジェクト経験が積めるようです。
なおそもそもEYSCに向いている人&向いていない人の特徴についてはこちら(EYに向いているかのチェック)を参考にしてくださいね^ ^
さて、そんなEYSCの第二新卒の選考フローは下記↓
EYの第二新卒の選考フロー
EYSCの第二新卒の選考フローは「書類選考→適性検査→複数回の面接&ケース面接」となっています。
※参考:EYSC採用サイト
ケース面接とは?
ケース面接は「答えの無い問題」(例:前職の会社の売上を2倍にするには?等)を出題される面接です。流れは下記ですね。
- 一定時間(5~30分)考える
- 面接官に回答&回答の根拠を論理的に説明(どうすれば売上が2倍になるか)
- 回答内容について面接官から質問されるので、建設的に質疑応答していく
やはり山場はケース面接ですね。外資コンサルへの転職では、ケース面接の通過率は20~30%と言われるほど難関です。
さて、通過するコツは下記↓
EYの第二新卒の面接のコツ【難易度は高い】
ここではEYSCの第二新卒の選考を突破するコツについて解説しますね。
特にケース面接については要チェックです
EYの第二新卒の書類選考のコツ
書類選考を突破するコツは「必ずプロにチェックしてもらうこと」です。
というのは、コンサル会社は各社で採用されやすい人の傾向があるので、それを面接でもアピールしていく必要があります。
で、面接でのアピールに矛盾しないように応募書類を作成しないといけないんですよね。
例えば?
※例えば「将来的に起業するようなスタンスをアピールした方が採用される」という外資コンサルもあれば、
そういうアピールをすると下手に突っ込まれて落ちやすくなる外資コンサルもあったりします。
なお各社でどんな人が採用されやすいかはネットには当然記載されておらず、エージェント(EYSCなどの外資コンサルへの転職サポート実績が豊富なところ)が情報を持っていたりします。
実際、私も転職活動時には無料のMyVisionなどのコンサル特化のエージェントに全部教えてもらいました。
【公式】https://my-vision.co.jp/
EYの第二新卒の面接(質疑応答)のコツ
質疑応答のコツは下記2つであり、特に②が重要です。
EYの面接のコツ①:息を吸うように結論ファースト&端的に
これは当然ですが、とにかく結論ファーストで、端的に回答するようにしてくださいね。
これができないとバッサリ落とされます。「回答を聞くのが疲れるな」と思われてしまうからですね。
EYの面接のコツ②:カルチャーフィットをアピール
コンサル各社はとにかく「自社のカルチャーにマッチしているか」を重視しています。
先ほども少し解説しましたが「そのコンサル会社が採用しがちな人の傾向」を知った上でアピールしたほうがいいです。
EYのカルチャーは?
EYは「Building a better working world」を掲げており、これに共感できる人材を募集しています。
が…これだけでは抽象的すぎて、面接でアピールするレベルまで具体的に落とし込めないですよね。
だからこそ、EYに採用されがちな人の回答の傾向をエージェントに聞いてしまうのが確実なんですよね。
EYの第二新卒のケース面接のコツ
さて、最大の山場がケース面接です。通過率は20~30%と言われています。
とにかく事前準備(練習)で9割が決まります。
注意
※なお私はAmazonでポチった本だけで対策して、実践練習をしなかったら落ちました。本だけで対策はまず落ちます。
でもエージェントを使ったら合格できて年収が2倍&貯金も数百万円できました。
この体験は詳しくはこちら(EYはケース面接が山場)で解説しています
なお、
コンサル転職にエージェントは必須ですが、個人的には無料のMyVisionが割とおすすめですね。
【公式】https://my-vision.co.jp/
EYなどのコンサル転職のサポート実績がズバ抜けてるので、ケース面接対策をしたい人は参考にしてみてください。
第二新卒でEYを目指す応募方法は?【難易度が変わる】
EYSCはエントリー期間に明確な定めはありませんが、4月または10月入社枠で募集しています
第二新卒でEYSCを目指す場合、大前提として「エントリー期間中であるか」が重要ですよね。
※エントリー期間外の場合の対処法はこちら(EYの第二新卒がエントリー期間外なら)
もしエントリー期間中なら、下記の応募方法があります。
EYの公式採用サイトから第二新卒に応募する
EYSCの第二新卒採用から応募できますが、先ほども解説した通りケース面接対策ができないのでオススメできません。
よくある誤解
「エージェントを使うより、採用サイトから応募した方が企業側は安く人材を採用できるから、内定しやすいのでは?」なんて誤解をする人がたまに居ますが、完全に間違いです。
コンサル会社は良い人材を採用できるかどうかが生命線なので、数百万円の採用費用をケチって微妙な人材(ケース面接の回答が弱い人材)を採用するわけがないんですよね
転職サイトからEYの第二新卒に応募する
これもケース面接対策ができないのでNGです。最も意味の無い選択肢です。
エージェント経由でEYの第二新卒に応募する
これ一択です。EYSCの募集期間であれば無料のエージェントを使って、
- 採用されがちな人材像を教えてもらい、それにしたがって面接の質疑応答をする
- ケース面接対策をしてもらい、経験を積む
こうした対策をしていきましょう。
注意
エージェントはコンサル転職に特化したエージェントにしてくださいね。
私はたくさんのエージェントを使ってきましたが、コンサル業界に特化していないエージェントの担当者は全然詳しくない&ケース面接対策もできないので、本当に時間の無駄になります。
実際、私も転職活動時には無料のMyVisionなどのコンサル特化のエージェントに、ケース面接対策をして貰いました。
コンサル転職のサポート実績がダントツに多いので、割とおすすめです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
私もエージェントを使って外資コンサルに転職したことで、年収が一気に900万円にUP &数百万円も貯金できました。
EYの第二新卒がエントリー期間外なら
もしエントリー期間外なら、下記の選択肢があります。
- EYの中途採用に応募する【正直、おすすめできない】
- 他のコンサル会社に応募する
EYの中途採用に応募する
第二新卒採用のエントリー期間が終わっているならEYSCの中途採用に応募するのもアリかもしれませんが、個人的にはおすすめしていません。
というのは、デメリットが多すぎるからですね↓
- 他の中途採用で応募する人々と選考&入社後に競うことになる(あなたは相対的に経験が浅いので、圧倒的に不利。とにかく不利でしかない)
- 他のコンサル会社の第二新卒枠なら新卒採用並みの研修を受けられるのでシンプルにもったいない
せっかくの第二新卒の特権を使うなら下記↓ですね。
時期を限定せずに第二新卒を募集している他のコンサル会社に応募する
第二新卒を通年(1年中)で募集しているのはアクセンチュアですね。
- 20代で年収1,000万円がゴロゴロ居る
- コンサル会社の中でダントツに働きやすくなっている
- 研修体制も新卒と同等レベル
↑こんな環境なので、かなりオススメできます。
>>参考:こちら(アクセンチュアの第二新卒の難易度や転職のコツは?)
まとめ:EYの第二新卒の難易度は?面接の選考フロー
メモ
- EYの第二新卒の難易度は高く、特にケース面接対策が重要
- EYSCのエントリー期間が終了しているならアクセンチュアもアリ
- EYSCの関連記事:こちら(EYに転職すると後悔する?)
なお、コンサル会社選びで注意すべき点はこちら(あなたはどのコンサル会社が向いてる?難易度で選ぶと危険)で解説しています。