「アクセンチュアは追い出し部屋で退職勧告される?」
「アクセンチュアのアベイラブル部屋って?」
「アクセンチュアに向いていない人の特徴は?」
本記事では、こうしたアクセンチュアの噂や疑問について元社員の立場から解説しますね。
私について
- 元アクセンチュア社員
- 追い出し部屋のウワサに加え、アクセンチュアに向いてない人の特徴も解説しますね^ ^
もくじ
アクセンチュアは追い出し部屋がある?アベイラブル部屋とも
アクセンチュアには「追い出し部屋」があり、退職を推奨されるという噂がありますが、これは誤った情報です。
実際は社員が活躍するためのサポートにかなり協力的なので、私の体験をもとに実態を紹介しますね。
※なお、プロジェクトに配属していない「アベイラブル状態」は、どのコンサル会社にも存在します。ただしこれは追い出されるような場所ではなく、単純に「次のプロジェクトを探している状態」を指します。
アクセンチュアに追い出し部屋がない理由はこちら↑です、下記でサクッと解説します。
アクセンチュアに追い出し部屋がない理由①:自発的な異動がたくさんある
「異動」と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、アクセンチュアでは各社員による自発的な異動がかなり活発に行われています。
これはキャリア&スキルアップを目的にしたものであり、
- 今後は◯◯◯のスキルを伸ばしたいから、その経験ができる部署に異動しよう
- △△△の分野が得意だから、その部署に異動しよう
といったように、社員が自ら異動する文化が根付いているんですよね。
こうしたことから、「追い出し部屋で退職勧告をされるほど追い詰められる」なんて状況になりにくい仕組みが構築されています。
アクセンチュアに追い出し部屋がない理由②:プロジェクト配属は希望制
「どのプロジェクトに配属するかで3~6ヶ月間の働き方が激変する」のがコンサル会社です。
ハズレのプロジェクトに配属すると激務になり、その逆もあります。
にも関わらずコンサル会社のほとんどで、社員はプロジェクトを選ぶことはできず、一方的に配属させられるのがほとんどです。
一方、アクセンチュアでは「このプロジェクトに配属したい!」という希望を出すことができるので、自身の興味のある仕事をしやすい環境なんですよね。
アクセンチュアに追い出し部屋がない理由③:プロジェクト開始前にマッチング面談がある
配属したいプロジェクトを希望すると、プロジェクトリーダーとのマッチング面談を実施します。
そこでスキルがマッチしていると判断されれば配属になるので、ミスマッチな配属&追い出し、なんてことを防止できます。
なお、詳しくはこちら(アクセンチュアはついていけないとクビにされる?)でも解説しています。
アクセンチュアへの応募を考えているなら、私が落ちた応募方法についてこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)で紹介しているので、どうか私と同じ失敗をしないようにしてくださいね
さて、アクセンチュアはこうした仕組みによって社員が活躍しやすい環境を整えており、
追い出し部屋なんて無いと解説しましたが、では退職勧告されることはあるのか?次で解説しますね↓
アクセンチュアは追い出し部屋で退職勧告される?
アクセンチュアは退職勧告される?という噂もありますが、これも誤った情報であり、退職勧告されることはまずあり得ません。
アクセンチュアで退職勧告されるケース
アクセンチュアで退職勧告されるケースとして、就業規則や雇用契約に重大な違反があれば退職勧告される可能性はありますよね。
とはいえ、これはアクセンチュアに限らずどの企業も同様ですね。
一方で、スキルが不足しているという理由によって退職勧告される可能性は極めて低いです(↓で解説します)
スキル不足で退職勧告される可能性はかなり低い
先ほどこちら(アクセンチュアには追い出し部屋がある?)にて解説したとおり、
アクセンチュアではスキルが不足している等の理由によって退職勧告されるケースはかなり少ないんですよね。
なお、アクセンチュアの実際の働き方についてはこちら(アクセンチュアの働き方のリアル)にて解説しています。
ちなみに、
アクセンチュアに一度落ちてリベンジ合格した私が思うに、ケース面接対策(中途の通過率20〜30%)ができない応募方法はおすすめしません↓
応募経路 | ケース面接対策 |
公式サイト | できない |
リファラル(社員の紹介) | できない ※知り合いのアドバイスは再現性がない(合格させたn数が少なすぎる) |
転職サイト | できない |
エージェント | 徹底的にできる&過去の面接データも貰える |
エージェント一択ですね。実際、私は一度アクセンチュアに落ちた数年後、エージェントに相談したらリベンジ合格できました。
※再応募までの数年間で特にスキルが変化したわけでもなく、「エージェントを使ったかどうか」だけの違いしかありませんでした
ただし、注意点は
エージェントを使うなら「コンサル業界に特化したエージェント」を使ってくださいね
私はコンサル業界に特化していないエージェントも数社使ったことがありますが、コンサルに詳しい担当者が居ないので全然頼りなく、時間の無駄に終わりました…
なお、個人的には無料のアクシスコンサルティングが割とおすすめですね、アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツです。
コンサル転職に専門特化した進◯ゼミと言っても過言ではありません
※大手コンサルファームの4人に1人が使っているようですね
さて、退職勧告は無いと分かりましたが、昇進できない場合はどうなるのか?次で解説しますね↓
アクセンチュアは昇進できないと追い出し部屋に?(アベイラブル部屋?)
アクセンチュアは昇進できない場合でも、追い出し部屋に案内されることはほぼあり得ません。
そうした場合は、より活躍できるプロジェクトや部署がないかを検討することになります。
そのため、こちら(アクセンチュアには追い出し部屋がある?)にて解説したのと同じようなパターンになるということですね。
さて、ではアクセンチュアで活躍する人はどんな人でしょうか?次↓でアクセンチュアに向いていない人の特徴を解説しますね↓
アクセンチュアに向いていない人の特徴は?アベイラブル部屋が長くなる?
アクセンチュアに向いていない人の特徴として、実際に働いていた経験をもとにすると下記が挙げられます。
- 自分の意見を主張しない人
- 成長意欲がない人
- 多様性を受け入れられない人
これらの特徴↑は「アクセンチュアが求める人物像」の中でも、実際に働いていて特に大事だったものを抽出しました。
そもそもどんな人を求めている?
アクセンチュアが求める人材像は、公式サイトでは↓のように記載されています。
- 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
- チャレンジに、手加減をしない
- 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
- 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
- タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
- あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
- 信念に基づき、主張し、実際にやりとげるチームワークの可能性を信じる
- 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
- 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
引用元:アクセンチュア公式サイト
こうした内容のうち、実際に働いていた立場から特に重要だと思うもの&面接で重視される特徴については↓です。
自分の意見を主張しない人


こうしたタイプはアクセンチュアに向いてないですね。
むしろ、上司であろうとクライアントであろうとガンガン意見を主張するようなタイプが好まれます。
※実際、アクセンチュアには
「Think straight , talk straight」
という言葉が根付いており、ストレートに主張することが好まれる会社なんですよね。
成長意欲がない人


こうしたタイプも向いてないですね。
アクセンチュアに限らずコンサル会社は常に成長が求められる環境なので、成長意欲がないとコンサル業界で働くこと自体が厳しくなります。
多様性を受け入れられない人
自分とは全く異なる考え方の人や、
全く違うバックグラウンドの人を受け入れられない場合もアクセンチュアに向いていません。
どんどん多様性を受け入れている会社なので、社風に馴染めない可能性が高いですね。
では、どんな人がアクセンチュアに向いている?
アクセンチュアに向いている人の特徴は、これまでこちら(アクセンチュアに向いていない人の特徴)で解説した内容の裏返しがそれにあたります。
すなわち、
- ハッキリと自分の意見を主張できる
- 成長意欲がある
- 多様性を受け入れられる
こうしたタイプの人は、面接でかなり好まれると思いますよ^ ^
ちなみに、アクセンチュアの実際の働き方についてはこちら(アクセンチュアの働き方のリアル)にて解説しています。
なお「アクセンチュアに興味があるけど英語が苦手…」という場合はこちら(アクセンチュアは英語ができないと困る?TOEIC点数は昇進で提出すべき)も参考にしてみてください。
まとめ:アクセンチュアには追い出し部屋はない
まとめ
- アクセンチュアに追い出し部屋はなく、退職勧告されることはない
- むしろ社員が活躍する制度や仕組みを豊富に取り入れている
- アクセンチュアのリアルな働き方についてはこちら(アクセンチュアの働き方のリアル)にて解説しています