「コンサルに転職したけど3ヶ月で退職したい。。。勤務中はもちろん、行きの電車も、帰りも、寝る前も、ずーっと憂鬱」
↑この状況、私も体験したのでよく覚えています、冗談抜きで本当に辛いですよね。
とはいえ、「退職したいならすぐ辞めましょう!」なんて無責任なことは言いません。たまにそんなことを軽々と発言する人が居ますが、頭が空っぽなので信用しないでください。
結論、コンサルを3ヶ月で退職したくなった場合、下記の対処法を試してみてください。
- プロジェクト変更を希望する
- 変更できないなら、上司の問題点を他の偉い人に報告する(上司の上司、人事部など)
- ↑の対処に会社が非協力的なら、退職する準備を開始(残すべきエビデンスは残す)
- 同時に、転職活動もする(実際に転職するかは内定後に決めればOK。行動するだけで、想像の3倍は心が安定します)
なお④について、個人的には無料のKOTORAに相談したのが割と良かったですね。おすすめの会社を提案してもらう度に「あ、短期でも良い条件で転職できるんだ」と心がかなりラクになりました笑
※KOTORA:日経ヒューマンリソースエージェントアワード(転職サポート実績数と評価が最高基準のエージェントを表彰)を5年連続で受賞し、総合MVPを受賞した無料のエージェント
※単純にキャリア相談もできるので、自分にマッチする業種や職種の判断ができ、今後のキャリア検討に役立ちました。
上記の対処法をうまく進めるためにも、本記事では下記を解説しますね。
- 上記の対処法を円滑に進めるコツ
- (辞めたいのはスキル不足が原因かも?)コンサルのスキルを向上させる方法
- 再就職で失敗しないためにやってはいけない2つのこと
私について
- コンサルとして10年間(日系と外資で)働いた後、独立
- 私も転職して1ヶ月で辞めたくなりましたが、結局、数年間働き続けることができたので、その体験も交えて解説します
さて、本記事を通してどの対処法を使って現状の地獄のような毎日を抜け出すか、判断してみてくださいね。
なお1年以上コンサルとして働いた人向けには、コンサルの辞めどきを下記の記事で解説しています↓
もくじ
コンサルを3ヶ月で退職しても問題ないか
コンサルを3ヶ月で退職することは、できれば避けたほうがいいです。理由は今後の転職時にマイナスになるからですね。
とはいえ、それ以上に最も避けるべきは心を壊してしまうことなので、退職せずに現状を改善するコツを紹介します。
ところで、最低で何年働けば転職時にマイナスにならない?
コンサルから短期間で転職する場合、最低でも半年、できれば1年は勤めたいところです。
コンサルは短いスパンで転職しがちなので、1年で転職する人も少なくないです。
でも正直…
こうした話題は人によって意見が別れすぎるのであまり参考にならないですね。
例えば3年働いても、企業によっては「短い」と思う人もいれば「充分だね」という意見もあります。
大事なのは転職する理由と、それを納得してくれる転職先(面接官)を探すことです。
退職せずに現状を改善するコツ
3ヶ月での退職を避けるために、
- コンサルを3ヶ月で退職したい理由を整理
- 理由ごとに、対処法を試す
という順で取り組んでみてください。実際、私はこれに取り組んでいたら、気付いたら数ヶ月経過していましたよ。
さて、まずは下記↓で退職したい理由を整理しましょう
コンサルを3ヶ月で退職したい理由を整理
コンサルを3ヶ月で辞めたい理由として、下記のケースがありますよね。
- 単にスキルが不足している
- プロジェクトが合わない(ミスマッチ)
- 上司や会社に問題がある
プロジェクトが合わないだけなら変更希望を出せばOKですが、最悪なのは上司や会社に問題がある場合。
この対処法は本記事後半のこちら(コンサルを3ヶ月で退職したいときの対処法)で解説しています。
※なおスキル不足の対処法は↓でサクッと解説しています。
3ヶ月で退職したくなるのはスキル不足も原因かも
コンサルはとにかく仕事の処理速度が求められるので、パワポやエクセルなどのスキルがないとかなりキツイです。
コンサルとして10年(日系と外資系)働いてきた立場から、オススメの本を紹介しますね↓
まずはなんと言ってもロジカル思考
会議資料はもちろん、日々のコミュニケーション、チャットすらもロジカル思考が求められるのがコンサルですよね。
私は地頭力を鍛えるという本で訓練しました、これを読まなければコンサルになれなかったと言っても過言ではないです。
パワポのスキルをつけるなら
「おお〜」と思わせるようなパワポを作成するなら見やすい資料のデザイン図鑑がかなり便利ですね、"パワポ作成の正解"はこれだと思います。
ただし、コンサルとして働くなら外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック一択ですね。
エクセルのスキルをつけるなら
コンサルとしてのエクセルスキルを磨くなら外資系金融のExcel作成術: 表の見せ方&財務モデルの組み方がかなり参考になります。
「外資金融」という言葉がタイトルに付いているので少しだけ不要な話もありますが、そこは読み飛ばしてOKです。
これを知っているのと知らないのとでは、上司にエクセルデータを送信した際の評価が控えめに言って180度変わります、断言します。
さて、スキル不足への対処法を解説したので、
次はプロジェクトや上司や会社に問題がある場合の対処法について下記↓で解説しますね。
コンサルを3ヶ月で退職したいときの対処法
コンサルを3ヶ月で退職したい原因がプロジェクトや上司、会社に問題がある場合は、自身に適したプロジェクトを探すように行動しましょう。
具体的には下記のステップで進めます。
- プロジェクト変更を希望する
- 変更できないなら、上司の問題点を他の偉い人に報告する(上司の上司、人事部など)
- ↑の対処に会社が非協力的なら、退職する準備を開始
- 同時に、転職活動もする(実際に転職するかは内定後に決めればOK。行動するだけで想像の3倍は心が安定します)
1つずつサクッと解説↓しますね。
プロジェクト変更を希望する
まずはすぐにプロジェクト変更の希望を出しましょう、大きなコンサル会社であれば専用の相談窓口があります。
窓口がどこか分からない(そもそも無い)場合は、人事に相談すれば適切な人へ繋いでくれます。
負い目なんて感じず、すぐに行動してOKですよ^ ^
変更できないなら、上司の問題点を他の偉い人に報告する
プロジェクト変更ができない場合は、下記の対応をしましょう。
- 上司が原因で辛いなら→上司の上司や、人事部に報告する
- 上司に原因が無いなら→こちら(転職の意思に関わらず転職活動をする)
特に、上司に問題がある場合は速攻で偉い人や人事に報告しましょう。
最近のコンサル会社は下記のような問題のある管理職(上司)を徹底的に排除するように動いています。1つでも当てはまったら即連絡です。
問題のある上司の特徴
- プロジェクト予算がきついからと、サービス残業を要求してくる
- 他の社員やプロジェクトメンバーが居る場で、叱責してくる
- 指導時間が長すぎる(30分以上)
さて、上記のような問題のある上司の実態を会社に報告したのに、対処に協力してくれないなら下記↓です。
会社が非協力的なら、退職する準備を開始(残すべきエビデンスは残しておく)
上司の問題点を会社に報告しても何もサポートしてくれない場合、そのコンサル会社は時代遅れすぎます。
安心して、速攻で辞めましょう。こちら(転職活動をする)で解説している方法で活動しつつ、退職の手続きを開始すべきです。
なお、違法な労働をさせている証拠データやチャット履歴、そして会社が非協力的だった事実のメール履歴などは全て記録しておきましょう。
そして、必ず実施して欲しいのは下記↓
転職の意思に関わらず転職「活動」をする(想像の3倍は心に余裕が生まれます)
転職の意思に関わらず、転職活動だけは開始しましょう。
「あ、他社で働けばいいんだ」
この感覚で、誇張抜きで想像の3倍は心に余裕が生まれます。
何度でもお伝えしますが、最も避けるべきはあなたの心が壊れてしまうことです。
とはいえ、自分から転職先を調べる気力が無いですよね…私もそうでした。
そうした場合は転職エージェント(特に、コンサルから他業界への転職サポート実績が豊富なところ)に向いている企業を選定してもらうのがめっちゃラクですよ。
個人的には無料のKOTORAが割とおすすめですね。おすすめの会社を提案してもらう度に「あ、短期でも良い条件で転職できるんだ」と心がかなりラクになりました笑
※KOTORA:日経ヒューマンリソースエージェントアワード(転職サポート実績数と評価が最高基準のエージェントを表彰)を5年連続で受賞し、総合MVPを受賞した無料のエージェント
※単純にキャリア相談もできるので、自分にマッチする業種や職種の判断ができ、今後のキャリア検討に役立ちました。
コンサルを3ヶ月で退職したら再就職は難しくなる?
「再就職が難しくなるのでは…」と気にしてしまうと思いますが、
とにかく避けるべきは心を壊してしまうことです(何度でもお伝えします)
だからこそ、こちら(コンサルを3ヶ月で退職したいときの対処法)で紹介した対処法を必ず実施してみてください、「頼る対処法がある」ということが、あなたを救うことになります。
※しかも、気付けば追加で3ヶ月ほど経過していますよ^ ^
でも、再就職の面接でなんと説明すべき?
正直に理由を話すだけです。
想像してみてください、あなたが面接担当者だったとして、
- コンサル会社に就職できるほどのポテンシャルがある
- 前職(コンサルの前)では、しっかりと働いていた経歴が見受けられる
- 3ヶ月で退職に至った理由を正直に話している
- コンサルの職場環境は、確かに同情できるほど辛そうだし、それを改善するための行動(こちらの対処法)もちゃんとしていた
こんな人材を、「3ヶ月で辞めたからNG」なんて思考停止で落としますかね?
というか、もし話も聞かずに落としてくる会社なら、入社前にそれを知れてラッキーですよね、そんな思考停止な会社は入社しないほうがいいです。
やってはいけない2つのこと
コンサルを3ヶ月で辞めた場合、下記は絶対にやってはいけません。
- 3ヶ月で辞めた経歴を隠す
- 嘘の退職理由を作る
経歴を隠しても入社手続きの際の社会保険の履歴で簡単にばれます。
また、辞めた理由を偽るのも速攻で嘘だとばれるの避けるべきです。こちら(再就職の面接でなんと説明すべき?)で解説した通り、正直に話したほうが絶対に好印象です。
コンサルを3ヶ月で退職した場合の転職先は?
次の転職先は、とにかく自身にマッチするところを探すことが大事です。
私は転職エージェント(特に、コンサルから他業界への転職サポート実績が豊富なところ)に、自分に合う業界や職種は何かを相談したりしていました。
割とおすすめは無料のKOTORAですね。おすすめの会社を提案してもらうだけなので、心が疲れていても転職先探しがラクに進められてめっちゃ助かります。
※KOTORA:日経ヒューマンリソースエージェントアワード(転職サポート実績数と評価が最高基準のエージェントを表彰)を5年連続で受賞し、総合MVPを受賞した無料のエージェント
なお、次の転職先としては下記↓も視野に入れてみてください
前職と同じ業界
前職(コンサルの前)と同じ業界であれば、経験もあるのである程度は安心して転職できますよね。
次はとにかく安泰の転職先を狙うのがベターです
他のコンサル会社
コンサル自体は好きだけど、今回のコンサル会社が合わなかったという場合は、もっとホワイトなコンサル会社を目指すのもアリです。
個人的には、業界内で最もホワイトなコンサル会社はアクセンチュアだと確信しているので、気になる人はこちら(アクセンチュアの働き方)を参考にしてみてください。
まとめ:コンサルを3ヶ月で退職したいなら
まとめ
- 心が壊れてしまうことを一番に避ける、そのために本記事で紹介した対処法を試す
- 転職意思に関わらず、転職活動をすることでかなり心が安定する(スカウト系の転職サイトは待つだけなので、疲れていてもラクに転職活動できる)
- 個人的には無料のKOTORAに助けられた