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コンサルの辞めどきは?辞めた後も【元コンサルが解説】

コンサルの辞めどきは?【元コンサルが解説】
そろそろ、コンサルタントを辞めようかな

こう考えること、ありますよね。

 

プロジェクトの節目や「これってコンサルが介在する意味あるのか?」と感じた時に、「そろそろ疲れた、辞めどきなのかな」と考えますよね。

本記事では、

  • コンサルの辞めどきはいつか?
  • コンサルを辞めた後はどんなキャリアパスがおすすめか?

 

こうした点について解説します。

私について

  • コンサル会社を2社経験
  • コンサル会社で約10年働いた後、フリーコンサルとして独立
  • コンサル会社からコンサル会社への転職時に感じたことや、なぜ最終的にフリーコンサルになったかを解説します

コンサルの辞めどきは?

コンサルの辞めどきは?

コンサルタントの辞めどきは、以下の3つがあると考えています。

  • 他にやりたいことができた
  • 昇進の望みが消えた
  • コンサルに疲れた

 

私の同僚の意見も含めつつ、1つずつ解説しますね↓

コンサルの辞めどき①:他にやりたいことができた

コンサルの辞めどき①:他にやりたいことができた

「事業会社で働いてみたい」「起業したい」等のやりたいことができた時は、もちろんコンサルの辞めどきです。

多少給料が下がっても、後悔しないために自分のやりたいことをしたいですよね。

 

コンサルの辞めどき②:昇進の望みが消えた

「このまま働いても、この会社で昇進することはできないな」「昇進の競争に負けてしまった」

こうしたケースも、コンサルの辞めどきの1つです。

 

これを理由に他のコンサル会社に転職する人も多く居ます。

 

コンサルの辞めどき③:コンサルが疲れた

コンサルの辞めどき③:コンサルが疲れた

コンサルティングワーク自体に疲れた時も、よくある辞めどきの1つです。

  • 仕事に誇りはあるが、業務時間中、常にフルスピードで走り続けることに疲れた
  • プロジェクトの定例会や報告会が近いと、どうしても残業の負担が重い
  • 高いレベルの資料を作成することは好きだったが、最近は正直、面倒に感じる
  • 給料は高いが、正直これだけバリューを出しているのだから、もっと報酬を貰ってもいいのではないか
  • 自分がクライアントの業務に関わることで、本当に何かが生まれているのだろうか?正直、無意味に思ってしまう

 

コンサルタントとして働いていると、上記↑のように感じる機会は結構ありますよね。

実際、私もそうでした

その状態を無視して我慢して働き続けていましたが、自分でも驚くほどどんどん気持ちが沈んでいくんですよね。

 

まとめると、コンサルの辞めどきとしては下記です。

コンサルタントの辞めどきは3つ

 

特に3つ目が当てはまったからこそ、私はコンサル会社で働くことを辞めました。

次項では、そうした経験を踏まえてオススメのキャリアをご紹介しますね

 

コンサルを辞めた後は?

コンサルを辞めた後は?

コンサル会社を辞めた後のキャリアとしては、下記が多いですよね。

 

なお、私は「今すぐ転職したい!」って感じではない時期は、とりあえずビズリーチに登録だけしておいて、良いスカウトが来たら話だけでも聞いてみる、みたいな使い方をしていました。

かなり高年収なスカウトが届く一方で、スカウトに返信しない限り相手に名前がバレることはないので気楽なんですよね

「企業ブロック設定」をすれば、その企業はあなたの情報を見れないので、現職の人事や上司にバレないように設定してくださいね

 

 

さて本題に戻ります。1つずつサクッと解説しますね。

コンサルを辞めた後①:別のコンサル会社に転職する

現在の年収を保とうとした結果、別のコンサル会社に転職するパターンも多いですよね。

転職活動をすると、コンサル会社がいかに高給か実感します。

 

ただ、これは延命に過ぎないというのが私の意見です

実際、私もコンサル会社から他のコンサル会社へ転職しましたが、

「あー、またコンサルティングワークの繰り返しか」とすぐに感じてしまいました。

 

「別のコンサル会社に行けば何か変わるかも」なんて思って転職するのですが、

当たり前ですが同じコンサルティング業界なので大きくは変わりません。

 

結果として…

結果として以前悩んでいたことが復活し、また悩み出します。

しかも転職したばかりだからこそ、すぐに辞めることができず、以前よりも身動きが取れない状態にストレスを感じながら働き続けることになります。

 

だからこそ私は、コンサルを辞めたいと思ったのに別のコンサル会社に転職するパターンをオススメしていないんですよね。

 

コンサルを辞めた後②:事業会社に転職する

コンサルの辞めどきは?:事業会社に転職する

コンサルを辞めたら、事業会社で1つの事業に集中して取り組みたい

そう思ったこと、ありませんか?

この理由で事業会社へ転職していく人はかなり多くいます。

 

事業会社に転職するデメリット

  1. 良いポジションで転職できないと、コンサル会社よりも年収が下がる
  2. 1つの事業に取り組めることに憧れていたが、事業会社の検討スピードは想像の数十倍遅く、とにかく飽きる
  3. 経営企画系の部署に配属したが、他部署との調整が多い。コンサル時代とは違い、長く関わる可能性のある社員同士だからこそ余計に気を遣って疲れる

 

特に2はあるあるです。

私は以前アクセンチュアで働いていましたが、「事業会社に一度転職したがすぐ飽きて、アクセンチュアに戻ってきました」という人が割と居ました

 

事業会社に転職するメリット

  1. 良いポジションで転職できれば、年収を下げずにホワイトな働き方が得られる
  2. 1つの事業に集中して取り組める
  3. 多くの場合、コンサル出身者は経営企画系の部署に配属することになり、下手に営業などをやらされる恐れは低い
  4. もしコンサル会社に再度戻ることになっても、事業会社で得られた経験により、以前よりコンサルの仕事、クライアントに多面的に向き合えるようになる

 

なお、1(良いポジションで転職できれば、年収を下げずにホワイトな働き方が得られる)については、コンサルの転職に詳しいエージェントを使うことが大事ですね。

注意

コンサル業界に特化していないエージェントは絶対に利用しないでくださいね。

  • 担当者があなたの経歴を正しく理解できず、微妙な評価をされる
  • 「コンサル出身者を上流ポジションとして採用したい」といった会社の求人をほとんど取り扱えていない(微妙な案件しかない)

↑こういったことになるので、コンサルは必ずコンサル特化のエージェントを使うことが大事です

 

なお、「コンサルから事業会社への転職」に強いエージェントを探すならやっぱり無料のビズリーチが個人的にはおすすめですね。

自分で探そうとすると、複数のエージェントサイトに職務経歴書を登録したり、追加の項目を入力しないといけないので割と面倒です。

ビズリーチなら、無料でビズリーチ自体に匿名で職務経歴を掲載してしまえば、あとは届いたスカウト文から

  • あなたの価値を正しく理解しているか
  • 優良企業の上流ポジションの求人を取り扱っているか

↑これをスカウト文から判断して、良いエージェントだけに返信すればOKなのでラクなんですよね(返信するまで、あなたの名前はバレません)。

というか、そもそもエージェントを使わずとも、コンサル出身者なら超優良企業から直接スカウトが来るのもビズリーチのメリットですね。

「企業ブロック設定」をすれば、その企業はあなたの情報を見れないので、現職の人事や上司にバレないように設定してくださいね

 

注意

なお、◯◯ナビ、みたいな超大手エージェントは絶対やめた方がいいです。コンサルタントの転職に特化していないので、最適なポジションを提案できる担当者が少なすぎます

 

>>コンサルから事業会社への転職先としてよくある業種についてはこちら(コンサルを辞めた後の選択肢)で解説しています

 

コンサルを辞めた後③:起業する

コンサルを辞めた後、転職ではなく自身の事業を開始する人も多いですよね。

最近では起業準備期間に、半分フリーコンサルとして活動するパターンがかなり増えてるみたいです。

 

コンサルとしては週の1〜3日くらいしか働かないなど、時間の自由がきく割に報酬が高いからですね。

詳しくは次↓で解説しています

 

コンサルを辞めた後④:フリーコンサルタントになる

キャリア③:フリーコンサルタントになる

「おいおい、またコンサルかよ」と思われるかもしれませんが、コンサル会社ではなくフリーで働くことで、以前抱えていた悩みはかなり解消されますよ。

実際、私自身も現在は半分フリーコンサルとして働いています

 

フリーコンサルのメリット

  • 社員ではないから、週3,4勤務として働くことができ、体力的にも精神的にもかなり余裕ができる
  • もちろん週5で働いてもOKであり、例えばプロジェクト終了後に3~6ヶ月働かない、という選択もフリーだからこそできる
  • 会社に搾取されないから、年収(時間単価)は跳ね上がる。だからこそ、↑のように稼働日数を減らすことができる
  • 事業会社に転職して、合わない上司や部下に巡り合い、1年後(年度初めの組織改変)まで我慢するリスクはゼロ
  • 合わないクライアントなら、プロジェクト終了後にすぐに別クライアントへ切り替えればOKなので、人的ストレスも大幅に減少
  • 時間に余裕ができるから、自分で何か事業(副業)を開始することもできる

 

これまで身につけてきたコンサルとしての価値を活かせるのは、やはりコンサルティングワークなんですよね。

その長所を活かしながら、以前よりも高い報酬&少ない稼働で、自分のペースで働けるというのは控え目に言っても最高です

 

フリーコンサルになる方法

フリーコンサルのメリットはたくさんありますが、自分で案件を獲得するのは面倒なので私は案件を紹介してくれるエージェントを使っています。

私はコンサル会社に所属している時に一度面談しましたが、仕事でストレスを感じても「まあ、フリーコンサルになれば今より少ない稼働でもっと稼げるしな」と思えて気持ちがラクになりました。選択肢が増えるって大事ですね

個人的にはProfessionals On Demandが便利でしたね。案件が豊富なので自分が興味のあるプロジェクトだけを選べるのと、何より報酬がずば抜けて高いです。

※現在コンサル会社に所属しているor現役フリーコンサルかは問わず、無料で案件検索&面談できました

 

なお、フリーコンサルがどれくらいの年収になるかについてはこちら(フリーコンサルタントの年収はいくら?)にて解説しています。

 

さて、まとめるとコンサルを辞めた後の選択肢には下記があります。

コンサル会社を辞めた後のキャリア

 

最後に、コンサルの辞めどきに関するよくある疑問を下記↓で解説しますね。

 

コンサルの辞めどきに関するよくある疑問

コンサルの辞めどきに関するよくある疑問

コンサルの辞めどきに関する質問として、下記があります。

1つずつサクッと解説しますね。

 

コンサル経験が3年以下で退職しても大丈夫?

コンサルは退職と入社が活発な業界なので、3年以内でも全然珍しくないですね。

というか何年働いたかよりも、今どんなスキルが身についているかが重要です。

 

現状のスキルをもとに自分にどんな選択肢があるのかは、ビズリーチでどんなスカウトが届くかで割と判断できますね。

 

コンサルを辞めて後悔しないか?

出戻り文化がものすごく強いのがコンサル業界ですよね。

一度コンサルを辞めてから「やっぱり元の会社に戻りたいなー」と思ったら戻ればOKです。

 

それよりも迷い続けたまま、悩み続けたまま、憂鬱なまま働き続けると、

10年後、20年後、人生が終わるときに、とんでもなく後悔すると思いませんか?

 

「あー、コンサル会社から別のキャリアを選択していたら、どんな生き方になっていたのかなー」と思いながら人生を終えるのは絶対に嫌ですよね。

 

まとめ:コンサルの辞めどき、辞めた後

本記事のまとめとしては下記です。

まとめ

  • コンサルの辞めどきは、他にやりたいことができたり、コンサル会社で働くことに疲れた時が多い
  • 今後のキャリアとして、あなたにはどんな選択肢があるのかは、コンサル転職に特化したエージェントに相談することが大事
  • コンサルに特化していないエージェントは担当者が詳しくなさすぎて時間の無駄になるので注意
  • なお、「今すぐ転職したい!」って感じではない時期は、とりあえずビズリーチに登録だけしておいて、良いスカウトが来たら話だけでも聞いてみるのがラクですね
  • この記事を書いた人
プロフィール画像

ユウ

元アクセンチュア社員
|アクセンチュアに転職し年収250→900
|社畜→アクセンチュア→フリー

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