結論、アクセンチュアは30代や40代や50代の年齢でも転職は可能です。
実際、私が働いていた頃もそうした世代の方々も普通に中途入社していたので、全く問題ないです。
とはいえ、
入社できたけど活躍できない…
という人も居ました。そうなると30代や40代や50代での早期退職となり、ちょっと厳しい状況に。
そうならないためにも本記事では、
- アクセンチュアに30代、40代、50代で転職している事例
- 30代、40代、50代の年齢でもアクセンチュアに入社して活躍するコツ【入社後に活躍できるかは、入社時点でほぼ決まる】
こうしたテーマで解説しますね。
私について
- 元アクセンチュア社員(中途入社)
- 30代、40代、50代で転職してきた方々と仕事をし、活躍する&できない人をたくさん見てきたので、その体験を交えて解説します
要点を先読み
- アクセンチュアに30代、40代、50代で転職する事例はたくさんある
- ただし活躍する人は「前職の経験や知見を、アクセンチュアでの業務に活かしている人
- しかし、アクセンチュアは100種以上も似たような職種があり、違いもかなり分かりにくいのでミスマッチが起きやすい(前職の経験を活かせない)
- コンサル特化のエージェントに応募職種を判断してもらうのが安全。個人的には無料のMyVisionがおすすめ(アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多い)
- 私が合格した時は、エージェントから「アクセンチュアに好まれる回答のコツ」を全て教えてもらった&ケース面接の練習をしてもらった(中途の通過率は20~30%)
なお、アクセンチュアの働き方のリアルやアクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法はこちらの記事で解説しています
※社会人経験が4年未満の人はアクセンチュアの第二新卒採用の対象になるので、こちら(アクセンチュアの第二新卒の難易度や対策のコツ)を参考にしてくださいね
もくじ
アクセンチュアは30代や40代や50代の年齢でも転職できる理由
アクセンチュアに40代や30代の年齢でも転職できる理由は、年齢に関わらず評価する会社だからです。
実際、40代や30代でも転職してくる人がたくさん居ました。
アクセンチュアに30代や40代や50代で転職の事例
私の周りだと、下記の事例がありました↓
- 経営企画から転職してきた40代のAさん
- ITメーカーから転職してきた50代のBさん
※なお、30代で転職してきた方々の数はあまりにも多いので紹介しません…笑
※AさんやBさんの事例は「私が一緒に仕事した人」というだけなので、会社全体としてはもっと多く居ます。
Aさんは少し苦労している面もありましたが、それはどんな職業でも同じですよね。
ちなみに、Aさんはポジション的に年収は1,200万円くらい、Bさんは2,500万円以上だったはず。
>>30代や40代で入社して苦労する人の特徴は本記事の後半のこちら(アクセンチュアに40代や30代で転職して活躍できない人&できる人の特徴)
なお、アクセンチュアで働くリアルについては下記の記事も参考にしてくださいね(動画付き)
アクセンチュアへの転職に年齢は関係ない
アクセンチュアへの転職は年齢どころか、学歴や国籍、ジェンダー、住んでいる地域、障がいの有無、全て関係ありません。
多様性を重視している会社なので、能力があれば、あとは全てフラットです。
とはいえ、
「他の社員が若い人ばかりだと働きにくいかも…」
「入社できても活躍できるのだろうか…」
こうした不安もあると思うので、
次で解説しますね↓
アクセンチュアに30代や40代や50代の年齢で転職して活躍できる人とできない人の特徴
主に2つ傾向があります。
特徴①:年齢で偉そうにしているタイプは活躍できない
日系企業でたまに年齢が高いだけで偉そうにする古い人が居ますが、
ああいったタイプだとアクセンチュアは絶対に活躍できません(というか、面接で落とされます)
アクセンチュアには、
Think straight, Talk straight(とことん考え、率直に話す)
参考:アクセンチュア公式サイト
という文化があります。
という社風なんですよね。
だからこそ、年齢なんて気にせず、どんな人からの意見にも素直に耳を傾けられる人が活躍します。
特徴②:前職の知識や得意を活かせた人が活躍している
中途入社の強みは、前職で得た知識やスキルを活かすことですよね。
これは年齢が上がるほど顕著です。
だからこそ、
自分はどの部署の、どの職種が適しているか
この見極めがとにかく重要↓
「入社のポジション選び」でミスると本当にきついことになる(30代や40代や50代なら尚更)
入社するポジションをミスると活躍できない
↓
「使えない中途」のレッテルを貼られる
↓
早期退職コース…
これは絶対に避けないと次の転職も厳しくなりますよね…
とにかく職種がわかりにくい
アクセンチュアで募集されているこの職種の違い、わかります?↓
- 「マーケティングコンサルタント」と「デジタルマーケティングコンサルタント」と「ストラテジックコミュニケーションデザイナー」
- 「エクスペリエンステクノロジーコンサルタント」と「エクスペリエンストランスフォーメーションコンサルタント」
- 「成長戦略コンサルタント」と「エクスペリエンスストラテジスト」
名前が似ている職種がたくさんあるんですよね。
※参考:アクセンチュア採用サイト
でも、実際の業務内容はめちゃくちゃ違います。
実際に働いていた私でさえ、似ている名前の職種の違いを正しく説明することはかなり困難です。
向いてない職種に応募したら、当然活躍しにくくなります。
だからこそ、アクセンチュアに30代や40代で入社して活躍するには、職種選びをミスらないことがとにかく重要なんですよね。
アクセンチュアに30代や40代や50代の年齢で転職する方法
40代や30代でアクセンチュアに転職するコツ&入社後に活躍できない人材を避けるコツは大きく3つ。
私の体験談を交えながら解説しますね↓
方法①:応募する職種を自分で決めない
先ほどもちょろっと言いましたが、応募するポジションは自分で判断しないでくださいね。
実際に働いていた私でさえ、似ている名前の職種の違いを正しく説明することはかなり困難でした。
ちなみに:直接応募は個人的にはオススメしない
アクセンチュア公式サイトから直接応募して、人事担当に職種を判断してもらうのもアリですが、個人的にはオススメしていません。
というのは、それでも最適な判断ができないから。
アクセンチュアは部署ごとに人事が分かれおり、部署ごとに採用目標があります。
当然、人事担当は自分の部署の職種が適しているとアドバイスしますよね。
そもそも下記の4つの部署のうち、どこの部署の人事に応募(相談)しますか?(=どこが適していますか?)
アクセンチュアへの転職サポート実績が豊富なエージェントに判断してもらう
個人的にはこれ一択です。
あなたの経歴をもとに、向いている職種はアクセンチュアへの転職サポート実績が豊富なエージェントに判断してもらってください。
なお、アクセンチュアの面接の注意点は↓
ケース面接が最大の山場なので注意
アクセンチュアの中途面接では、ケース面接がほぼ確実に実施されるんですよね(通過率は約20〜30%)
ケース面接では、
- A社の売上を2倍にするには?
- B社の利益を20%UPさせるには?
などの問題が出題されます。
流れは「お題が提示される→5分ほど考える時間を与えられる→回答と理由を説明→面接官とディスカッション」です
ちゃんと対策しないと、まず間違いなく落とされます。
だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル会社の面接という、独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答&それに対して面接官とディスカッション」という経験ができず、本番一発勝負になるからですね。
なおケース対策には、無料のMyVisionが個人的におすすめですね。アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
アクセンチュア以外にも下記への紹介実績があるみたいですね。
注意
コンサル転職にエージェントは必須ですが、たまに「コンサル業界に特化していないエージェント」を使っちゃう人がいます。
これ、全く意味がないので注意してくださいね。
私は10社以上の様々なエージェントを使ってきましたが、コンサル業界に特化していないところは、
全然詳しくない&面接データを持っていない&ケース面接対策もできないので、本当に時間の無駄になります。
実際、私はコンサル業界に特化したエージェントを使ってアクセンチュアに転職しました。
(おかげで年収は2倍の900万&貯金も2,3年で1,000万円を超えました)
方法②:質疑応答のコツを把握する
一度アクセンチュアの最終面接で落ちたけど、
リベンジ応募した時は、最終面接で「ぜひ一緒に働きましょう」とその場でオファーされた
実は↑これ、私の体験談なんですよ。
2度もアクセンチュアの選考を受けて、落ちる&合格する体験をしたので、面接の傾向はある程度分かりました笑
どんな質問がされるか、その傾向が分かると面接が怖くなくなるんですよね。
なお、私がリベンジ合格した際はエージェント経由で応募しましたが、
エージェントから下記の内容をすべて教えてもらったので、質疑応答は余裕すぎたんですよね↓
- アクセンチュアはどんな質問で面接通過を判断しているのか?
- アクセンチュアに好まれる回答パターン
- アクセンチュアに内定した人&落ちた人の回答内容
↑こうした内容はエージェントがデータを全て持っているので、データを全てもらってサクッと対策しましょう。
※ネットで調べると汎用性がないので、どう考えても合理的じゃないです
エージェントなら、無料のMyVisionが個人的におすすめですね。アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多いので、質疑応答のデータをたくさん持っています。
【公式】https://my-vision.co.jp/
方法③:年収交渉は自分でしない(私の失敗談あり)
その希望年収は高すぎましたね…一度落とされた原因は、主にそれだと思います…
これ↑は私がエージェントから言われた言葉。
どうやら、アクセンチュアに一度落ちた原因は「希望年収の金額が高すぎたから」みたいなんですよね。
ここだけの話
外資コンサルは最終面接前にメールなどで希望年収を質問されることが多いんですよね。
で、その希望金額が高すぎると、一発で落とされます。
交渉の余地なく、落とされることが決まった上で最終面接が実施され、ミスマッチということで落とされる…
コンサル業界に特化したエージェントによると、どうやらこの文化はどの外資コンサルにもあるみたいなんですよね。
だったら低めの金額で希望出せばいいのでは?
という人がたまにいますが、
例えばあなたが600万円で希望をだして、面接官は750万円の価値を感じていたら?
その瞬間、150万円の損になるんですよね。
※あなたの年収が高く決定するほど、エージェントが企業側から受け取る報酬もUPするので、エージェントとあなたの利害は一致しているんですよね。
丸投げするなら、
個人的には無料のMyVisionがおすすめですね、コンサル転職の支援実績がずば抜けており、アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多いです。
【公式】https://my-vision.co.jp/
ちなみに:英語が苦手なら
「アクセンチュアに興味があるけど英語が不安」という場合は、
下記の記事を参考にしてくださいね。
まとめ:アクセンチュアは30代や40代や50代の年齢でも転職できる
まとめ
- 30代や40代でアクセンチュアに入社して失敗しないために、応募する職種をプロに判断してもらうことが重要
- 似た名前の職種が多く、とにかくミスマッチが起きやすい。早期退職に繋がるのでとにかく危険
- 年収交渉もミスると一発で落とされるので、自分で実施するのは危険ですね