アクセンチュアには部門や職種がたくさんあるので、違いや自分に適した職種の判断をしにくいですよね。
こうしたことを踏まえ、本記事では、
- アクセンチュアの部門ごとの職種の違いや仕事内容
- アクセンチュアに入社するコツ
こうした点について解説します
注意
なお、コンサル転職にエージェントは必須ですが、超大手の有名エージェントではなくコンサル業界に特化しているエージェントを使ったほうがいいですよ
私は10社以上のエージェントを使いましたが、大手エージェントはコンサル業界への理解が浅すぎて全然頼りになりませんでした
個人的におすすめは無料のMyVisionですね。コンサル業界特化で、アクセンチュアやBIG4等への転職サポート実績がめちゃくちゃ多いです↓
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私について
- 元アクセンチュア社員。アクセンチュアに入社した際、とにかく職種が多すぎて驚きましたw
- 部門や職種選びをミスると内定の確率がガクンと下がる&入社できてもかなり活躍しにくいので、職種選びのコツを私の経験から解説します
なお、アクセンチュアの働き方のリアルやアクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法はこちらの記事で解説しています
※社会人経験が4年未満の人はアクセンチュアの第二新卒採用の対象になるので、こちら(アクセンチュアの第二新卒の難易度や対策のコツ)を参考にしてくださいね
アクセンチュアの職種
アクセンチュアの募集職種は採用枠によってかなり異なるので、該当する箇所をクリックして参考にしてくださいね^ ^
第二新卒採用(どこかの会社へ就職してから4年未満で転職を検討している場合)
中途採用(就職してから4年以上経過している場合)
新卒の職種
新卒採用枠の募集職種についてはこちら(アクセンチュアの新卒採用の募集職種と年収は?選考突破のコツは?)にてガッツリ解説しています
第二新卒の職種
※第二新卒とは、どこかの会社へ就職してから4年未満で転職を検討している場合を意味します。
アクセンチュアの第二新卒採用では大きく2つの職種が募集されており、ビジネスコンサルタントとエンジニアの2つが存在しています。
詳しくはこちら(アクセンチュアの第二新卒の募集要項や選考突破のコツは?)にて解説しています。
中途採用の職種
さて、アクセンチュアの中途採用の職種が沼なんですよね。
アクセンチュアの採用情報に全て記載されていますが、ほんと〜にたくさんの職種が存在しており、100種類くらいあります。ハッキリ言って自分自身でアクセンチュアについて正しく理解して、自分に最適な求人を見つけるのは不可能です。
※なおこちら(アクセンチュアへの中途入社は厳しい?)でも解説していますが、アクセンチュアの中途入社は簡単ではないので、職種選びまで失敗するとかなり入社&活躍は厳しいです
アクセンチュアの職種選びは超難解(特に中途)
と思う人も居るかもしれませんが、その感覚は本当に危険です。
「この職種しかないでしょ!」と思っても、しっかり探すと似たような職種が最低でも5つはあります。その選択が正しいかどうか分かるのは、内定できた段階ではありません。
入社して数ヶ月かけて、じわじわと「あれ、、、ミスマッチじゃないか?」と気づいてきます。本当に危険ですからね。
実際、私は職種選びに失敗しました
なぜこんなに強く言うのか?というと、私自身が職種選びに失敗して地獄を経験したからですね。
だから何度でも言います。中途採用の方は、絶対に自分だけで応募職種を選ばず、エージェントなどのプロに相談した方がいいです。ほぼ確実に失敗します。入社してから活躍しにくいですし、そもそも内定の可能性がガッツリ下がります。
実際、私は一度落ちてからリベンジで転職しましたが、初回は公式サイトから自分で応募して、リベンジの時はエージェント経由でした。
コンサル転職ではエージェント活用が必須ですが、それを知らず、
公式サイトから一人で直接応募をしてしまった自分に下記の質問をぶつけてやりたいです↓
- アクセンチュアが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
- アクセンチュアの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
- アクセンチュアの面接でほぼ確実に出題されるケース面接の通過率は20~30%らしいけど、ちゃんと模擬面接した?まさか本だけで対策しようとしてない?
- 希望年収はいくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると落とされるリスクがあるよ?
- コンサル転職なんだから、他の候補者は当たり前にエージェントを使って対策してくるのに、自分一人で応募して大丈夫なの?
本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私は就活の経験を踏まえ面接に自信がありましたが、それでも落ちました。
でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。
「これ進◯ゼミでやったところだ!」状態だったので、
1次面接が終わった時点で「これは面接突破しただろうな」と確信していましたし、
最終面接中に「ぜひ一緒に働きましょう」と面接官から打診されたほど圧倒して内定できました
結果的に年収は2倍になり、20代で800〜900万円くらいになりました。
なおリベンジ合格した際は転職エージェントを使いました。先ほど少し解説しましたが、
- アクセンチュアの面接はどんな回答をすると通過しやすいか?好まれる回答のパターン
- 難関であるケース面接を突破するコツ&模擬ケース面接の経験
- 希望年収を質問された際に、いくらと回答すれば落とされないか
とか、全部教えて貰ったのでそりゃ合格しますよね。
正直、「エージェントを使って応募すると、こんなにネタバレしてくれるのかよ…」と、むしろ悔しかったですね。
コンサル転職にエージェントは必須なので、他の応募者は当たり前にエージェントを使って対策してくるんだから、
たった一人で直接応募するよりも、エージェントにネタバレしてもらって応募した方がどう考えても内定しやすいに決まってますよね。
わりとおすすめなのはMyVisionで、アクセンチュアへの転職サポート実績がかなり多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
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下記の紹介実績があるみたいですね。
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかアクセンチュア対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なお、先ほど紹介したMyVisionはコンサル業界に特化しているので、わりとおすすめです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
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アクセンチュアの職種の違い
先ほども少し解説しましたが、アクセンチュアにはたくさんの求人があるので、一見すると違いが分かりにくいんですよね。
一方で自分の適正にマッチしていない職種で応募してしまうと、合格する確率もガクンと下がる&入社できてもミスマッチにより活躍が厳しく、結構きつい状況になってしまいます。
※私も経験しましたが、応募職種をミスると本当にきついですw
適した職種診断
自分はどの部署や職種が適しているのか?気になりますよね。応募枠ごとに解説したほうが正確なので、下記を参考にしてくださいね。
・新卒採用に応募を検討している場合はこちら(アクセンチュアの新卒採用の募集職種と年収は?選考突破のコツは?)
・第二新卒(どこかの会社へ就職してから4年未満で転職を検討している場合)はこちら(アクセンチュアの第二新卒の募集要項や選考突破のコツは?)
・中途採用(社会人経験が4年以上)の場合はこちら(アクセンチュアの中途採用の募集職種や面接突破のコツは?)
参考までに、よくある3つの職種の違いについて簡単に説明しますね。
アクセンチュアのビジネスコンサルタントとデジタルコンサルタントの違いは?
この質問はよくありますが、違いとしては「ビジネスコンサルタントよりも、デジタルコンサルタントの方がIT系のコンサルテーマを専門とする」という点です。
IT系のテーマというのは、クラウドやロボティクス等を指します。
参考までに下記に新卒採用枠の募集要項を記載しておきますね。
ビジネスコンサルタントの募集要項は下記となっています。
募集職種 ビジネスコンサルタント 仕事内容 お客様である企業や公的機関の複雑化するビジネス課題に対し、変革のリーダーとして改革の道筋を描き、先端テクノロジーを活用してプロジェクトを推進・実行します。 給与 年俸:4,300,000円
備考:選考過程において、ビジネスコンサルタント職としての高い技能・適性が認められた方については、それらの要素を加味した上で、上記以上の基準年俸を定める場合があります。勤務地 東京、大阪、福岡、熊本
※国内外への出張や将来的な所属オフィス変更の可能性有引用元:リクナビ
デジタルコンサルタントの募集要項は下記となっています。
募集職種 デジタルコンサルタント 仕事内容 クラウド、インダストリーX、ビッグデータ、ロボティクス、XR、IoTなど、様々な先端デジタルテクノロジーの専門家として、ビジネス課題解決や新しい顧客体験のために最適なソリューションを追求・実装します。 給与 年俸:4,300,000円
備考:選考過程において、ビジネスコンサルタント職としての高い技能・適性が認められた方については、それらの要素を加味した上で、上記以上の基準年俸を定める場合があります。勤務地 北海道、東京、大阪、福岡
※国内外への出張や将来的な所属オフィス変更の可能性有引用元:リクナビ
アクセンチュアのビジネスコンサルタントと戦略コンサルタントの違いは?
この質問もよくありますが、違いとしては「戦略コンサルタントは超上流の戦略策定が多く、ビジネスコンサルタントはその戦略をもとにした実行サポートが多い」という点です。
参考までに下記に新卒採用枠の戦略コンサルタントの募集要項を記載しておきますね
※ビジネスコンサルタントの募集要項は先ほどのこちら(ビジネスコンサルタントの概要)です
募集職種 戦略コンサルタント 仕事内容 消費者・ユーザーの変化やデジタルテクノロジーの進化を的確に捉え、お客様の企業/組織価値を高めるための真の課題を特定し、成長のロードマップを描きます。 給与 未掲載 勤務地 東京、福岡 引用元:アクセンチュア公式サイト
参考までに、アクセンチュアで実際に働く社員の動画を職種別にこちら(アクセンチュアのリアルな働き方と、入社しやすい応募経路)で記載しているので、気になる人はチェックしてくださいね
さて、アクセンチュアの職種について解説しましたが、実際にどんな仕事内容や部門があるのか?次で解説しますね↓
アクセンチュアの仕事内容
アクセンチュアの仕事内容は部門と業界の2軸で分類されます。簡単に解説しますね。
アクセンチュアの部門とインダストリー(業界)の考え方
アクセンチュアの部門はコンサルティングテーマごとに分類されています。
その上で、特にどの業界でそのテーマのコンサルティングを専門とするか、という意味で業界が存在します。
アクセンチュアの部門ごとの仕事内容
アクセンチュアには大きく4つの部門(コンサルティングテーマ)が存在します。1つずつ概要を解説しますね。
Strategy・Consulting
以前はStrategy部門とConsulting部門で別々でしたが、現在は統一されています。
- Strategy部門:クライアントの戦略策定を実施。超上流の戦略を策定するのでかなり仕事の難易度が高い
- Consulting部門:立てられた超上流の戦略をもとに、少し具体化した戦略立案や、その実行をクライアントと並走しながらサポートする
Consulting部門以外はコンサルじゃないの?
よくある質問で「Consulting部門以外はコンサルしないの?」というのがあります。これは私もアクセンチュアに入社するときに疑問に思ったのですが、結論、全部門でコンサルしてます笑。
- Consulting部門は、他部門よりもクライアントと密に連携しながらゴリゴリのコンサルをするイメージ
- それ以外の部署は、コンサル領域に少し偏りがあるイメージ(戦略は戦略策定をテーマとしたコンサルが多いなど)
※このあたりは明快に理解しようとすると沼にハマるので注意です
Song
広告代理店のような色合いが強い部署であり、実際に広告代理店出身の方々が多く入社しています。
扱うテーマとしてはマーケティングの色がかなり強いので、マーケ領域でコンサルをしたい、広告デザインをしたいといった場合はこの部署がぴったりです。
Operations
Consultingはクライアントに並走するとお伝えしましたが、Operationsは「代行する」部署です。いわゆるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)ですね。
アクセンチュアが特定業務の運用を代行することで、クライアントの成果をより最大化させようとする部署です。
Technology
コンサルティングにはもはやIT技術が必要不可欠ですなので、例えばStrategyやConsulting部門が構築した戦略やその実行にあたって「システム構築しなきゃ」となることがほとんどなんですよね。
そうした際に、アクセンチュアがそのシステムの開発を担当しますよ、というのがTechnology部門になります。
エンジニアなどの方々が所属しています。
インダストリー
さて、4つの部門について解説しましたが、その中でさらに専門とする業界ごとにコンサルタントが別れています。
簡単に業界を解説しますね。
PRD(Product:製造・流通)
製造業や物流系の企業を専門にコンサルティングする部隊ですね。小売業のクライアントも担当します。
CMT(Communication Media Technology:通信・メディア・ハイテク)
IT系のメーカーやメディア企業、ハイテク技術を保有するメーカーなどを担当する部隊ですね。
FS(Financial Service:金融サービス)
銀行や保険などの金融サービス企業を担当する部隊です。
RES(Resource:素材・エネルギー)
燃料などのエネルギー系のクライアントを担当する部隊ですね。
H&PS(Health & Public Service:公共サービス、医療関係)
病院などの医療機関から、医療系メーカーを担当します。
また公共サービスを提供する特定の市区町村や国を対象にする部隊ですね。
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね
アクセンチュアに入社するために
アクセンチュアに入社するコツは、応募枠ごとに異なります。正確に解説するために、それぞれ当てはまるものを参考にしてくださいね^ ^
・新卒採用枠:こちら(アクセンチュアの新卒採用の募集職種と年収は?選考突破のコツは?)
・第二新卒(どこかの会社へ就職してから4年未満で転職を検討:こちら(アクセンチュアの第二新卒の募集要項や選考突破のコツは?)
・中途採用(社会人経験が4年以上):こちら(アクセンチュアの中途採用の募集職種や面接突破のコツは?)
まとめ:アクセンチュアの職種の違いと仕事内容
メモ
- アクセンチュアの仕事内容は部門(コンサルティングテーマ)と業界ごとに分類される
- アクセンチュアの中途採用枠は職種が多すぎるので、応募職種は第三者に選んでもらうことがおすすめ
- アクセンチュアの職種選び&面接対策には、無料のMyVisionが個人的におすすめ(アクセンチュアへの転職サポート実績がとても多い)
- なお、アクセンチュアの職種別の参考年収についてはこちら(アクセンチュアの年収は?)にて解説しています