「アクセンチュアの転職難易度って高いの?社員のリアルな話が聞きたい」
「エンジニアなどの経歴や部門によっては、転職難易度が低い場合もあるの?」
アクセンチュアは転職難易度が高いので、このあたりのリアルな実態について元社員の立場から解説します。
具体的には、
- アクセンチュアの転職難易度(エンジニアなどの部門や職種別)
- アクセンチュアの中途採用の選考フローや対策のコツ
こうした点について解説します。
私について
- 元アクセンチュア社員
- アクセンチュアの中途採用で一度落ち、数年後にリベンジして入社
- アクセンチュアに中途入社する人はどんな経歴が多いかといったリアルなお話を含め、難易度について解説します^ ^
なお、アクセンチュアの働き方のリアルやアクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法はこちらの記事で解説しています
※社会人経験が4年未満の人はアクセンチュアの第二新卒採用の対象になるので、こちら(アクセンチュアの第二新卒の難易度や対策のコツ)を参考にしてくださいね
もくじ
アクセンチュアの転職難易度は高い
アクセンチュアの転職難易度は基本的に高い
アクセンチュアの転職難易度は基本的に高いです。
一方でアクセンチュアは現在採用人数を拡大しているので、「転職難易度は低いんじゃない?」なんて意見もありますが、経歴次第でこの難易度は変わります。
※どのような経歴だと入社しやすいかについては後ほど解説しますね^ ^
アクセンチュアの転職難易度が高い理由
理由としては、
- 転職希望者が多い
- 求められるスキルレベルが高い
こうした点があります。1つずつ簡単に解説しますね。
転職希望者が多い
アクセンチュアの転職難易度を高める一因として、転職希望者の多さがあります。
東大・京大生が入社したい会社ランキング2位、早慶学生が入社したい会社ランキング1位(参考:ITmedia NEWS)という実績を踏まえても、
中途入社を希望する人が多いことは容易に想像できますよね。
求められるスキルレベルが高い
職種によって求められるスキルは異なりますが、共通して求められるスキルはコンサルタント的な思考力や、その素養です。
例えば、
- 論理的思考力
- 課題を把握し、解決しようとする姿勢(できない理由ではなく、どうやったらできるかを考える姿勢)
- 結論ファーストで会話するスキル
こうしたスキルや、「そのスキルをすぐに身につけられそう」というポテンシャルをアピールすることが必要になります。
このコツについてはこちら(アクセンチュアの中途採用は入社後の成長を見込んだ採用)にて解説しています。
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね
アクセンチュアの転職難易度(エンジニアなど部門別)
アクセンチュアは部門や職種によっても転職難易度が変わります。次から解説していきますね。
アクセンチュアのエンジニアの難易度
エンジニア経験が一定以上あれば、アクセンチュアのエンジニアへの転職の難易度もそこまで高くはありません。
というかアクセンチュアは基本的に開発工程も自社で対応しているので、エンジニアを積極的に採用しています。
※ただし、エンジニア未経験の状態で中途採用枠に応募した場合は、転職の難易度はかなり高くなります。
なお、アクセンチュアでのエンジニアの働き方のイメージ動画はこちら(アクセンチュアのエンジニアの働き方、内定しやすい応募経路)にて解説しています
アクセンチュアのオペレーションズの難易度
アクセンチュアのオペレーションズの難易度も高く、専門的な経験が求められます。
いわゆるBPO的な業務を実施している部門なので、各領域での実務経験がある人を採用しています。
アクセンチュアの戦略の難易度(ストラテジー)
アクセンチュアの戦略(ストラテジー)部門の転職難易度はかなり高いです。これはアクセンチュアに限らず、どのコンサル会社もそうですよね。
なお、戦略部門は他部門よりもベースの給与が高いとされており、かなり高いレベルのパフォーマンスが求められます。
なお、アクセンチュアの評判について気になる場合はこちら(アクセンチュアの評判は?)をご参考ください
このように、部署や職種によって転職の難易度は多少変わりますが、基本的にアクセンチュアは転職難易度が高いと言えます。
一方で、実は転職難易度がそこまで高くないケースもあります。次で解説します↓
アクセンチュアの転職難易度は経歴次第では高くないことも
アクセンチュアは非常に多様な人材を採用するようになっているので、経歴次第では入社しやすい場合もあります。
具体的には、
- 特定業界の知識が豊富=金融、エネルギー、小売、IT、広告、物流、医療、公共機関、自動車、化学...等
- 特定業務の知識が豊富=IT、デジタル、マーケティング、カスタマーサービス、セールス、財務、人材・組織、流通...等
上記のように、特定業界や特定業務での経験が豊富な場合は入社しやすい可能性があります。
というのは、事業が好調なため新しい領域でのコンサルを開始しており、そういった新領域の人材を積極的に採用しているからですね。
なお、アクセンチュアの中途採用でほぼ確実にケース面接が実施されます。この通過率は20〜30%と言われているので、興味のある人は必ず対策してくださいね。
詳しくはこちら(アクセンチュアのケース面接の対策方法は?)にて解説しています
アクセンチュアの転職の選考内容
アクセンチュアの中途採用の応募資格
アクセンチュアの中途採用への応募資格として、公式ページでは下記↓のように記載されています。
学歴:大卒以上
語学力:日本語ネイティブ(少なくともビジネスレベル)引用元:アクセンチュア中途採用情報
厳密には職種によって細かい応募資格は異なりますが、上記はほとんどの職種に共通する内容ですね。
転職の面接回数・選考フロー
基本的には下記の流れが多いようです(私の経験や、同僚から聞く話だと中途採用の場合は下記が多いようです)
- 書類選考
- 人事面談(実質、人事面接)
- 1次面接(ケース問題が出題される可能性大)
- 最終面接
※転職エージェントを活用すると、応募職種ごとの選考フローを教えてくれるので、実際の選考フローはそこで質問してみてくださいね。オススメはこちら(アクセンチュアの中途採用対策にオススメの転職エージェント)で解説しています。
転職の書類選考のコツ
アクセンチュアに限った話ではありませんが、「応募する職種で求められそうなスキルを持っている」とアピールできるように書類を作成しましょう。
また、実際に作成した職務経歴書は必ずプロにチェックしてもらいましょう。
理由としては、どんなに経歴がOKでも書き方次第で簡単に落とされてしまうからですね。そうなると向こう数年はリベンジできません。。悔しすぎますよね。
転職の面接対策(質疑応答)のコツ
アクセンチュアの面接対策のコツとしては、「要点を端的に答える」というのが王道中の王道です。これができていないとかなり厳しいです。
対策のコツはこちら(アクセンチュアの中途面接のフローとコツ)でかなり詳しく解説しています。
なお、下記のような内容について解説しています。
- 面接で絶対に守るべき答え方やスタンス
- 質疑応答編(実際に私が聞かれた内容と回答例)
- ほぼ100%出題されるケース面接対策のコツ
転職の面接対策(ケース面接)のコツ
アクセンチュアの面接では、ほぼ間違いなくケース面接が出題されます。
ケース面接とは、特定の課題が出題され、その場で一定時間考えた上で、回答とその詳細理由を面接官に説明する、というものです。
詳しい対策のコツはこちら(アクセンチュアの中途のケース面接の対策方法)で解説しています
アクセンチュアへ転職するコツ
私の経験上、アクセンチュアに転職するコツは↓であり、両方必須だと感じています。
- アクセンチュアの面接対策を豊富にサポートしている転職エージェントを活用する
- 地頭の良さをアピールする
特に①について、
実際、私は一度落ちてからリベンジで転職しましたが、初回は公式サイトから自分で応募して、リベンジの時はエージェント経由でした。
コンサル転職ではエージェント活用が必須ですが、それを知らず、
公式サイトから一人で直接応募をしてしまった自分に下記の質問をぶつけてやりたいです↓
- アクセンチュアが選考通過を判断しているポイント&それをどんな質問で判断するかを知らなくて大丈夫?
- アクセンチュアの面接で好まれる回答のパターンは知ってる?
- アクセンチュアの面接でほぼ確実に出題されるケース面接の通過率は20~30%らしいけど、ちゃんと模擬面接した?まさか本だけで対策しようとしてない?
- 希望年収はいくら位と回答すべきか分かってる?自分のスキル以上の年収を希望すると落とされるリスクがあるよ?
- コンサル転職なんだから、他の候補者は当たり前にエージェントを使って対策してくるのに、自分一人で応募して大丈夫なの?
本当にこれなんですよね。マジで全然分かっていなかったです。私は就活の経験を踏まえ面接に自信がありましたが、それでも落ちました。
でも数年後にリベンジ合格した際は、応募した時点で↑について全て理解していました。
「これ進◯ゼミでやったところだ!」状態だったので、
1次面接が終わった時点で「これは面接突破しただろうな」と確信していましたし、
最終面接中に「ぜひ一緒に働きましょう」と面接官から打診されたほど圧倒して内定できました
結果的に年収は2倍になり、20代で800〜900万円くらいになりました。
なおリベンジ合格した際は転職エージェントを使いました。先ほど少し解説しましたが、
- アクセンチュアの面接はどんな回答をすると通過しやすいか?好まれる回答のパターン
- 難関であるケース面接を突破するコツ&模擬ケース面接の経験
- 希望年収を質問された際に、いくらと回答すれば落とされないか
とか、全部教えて貰ったのでそりゃ合格しますよね。
正直、「エージェントを使って応募すると、こんなにネタバレしてくれるのかよ…」と、むしろ悔しかったですね。
コンサル転職にエージェントは必須なので、他の応募者は当たり前にエージェントを使って対策してくるんだから、
たった一人で直接応募するよりも、エージェントにネタバレしてもらって応募した方がどう考えても内定しやすいに決まってますよね。
わりとおすすめなのはMyVisionで、アクセンチュアへの転職サポート実績がかなり多いです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
下記の紹介実績があるみたいですね。
なお、コンサル業界を専門としているエージェント以外は使わないでください。
CMでよく見る大手エージェントはコンサル業界に全然詳しくないので、選考対策のコツとかアクセンチュア対策のポイントを知っていません。
私は10社以上のエージェントを使い、コンサル業界に特化していないエージェントとも会話したことが何度かありますが、
「これではコンサルの対策できないよ…」と感じ、時間を無駄にしたなーと思っていました。
なお、先ほど紹介したMyVisionはコンサル業界に特化しているので、わりとおすすめです(もちろん完全無料で利用できるエージェント)
【公式】https://my-vision.co.jp/
※もしアクセンチュアに興味がある場合は、やってはいけない応募方法をこちら(アクセンチュアでやってはいけない応募方法【落ちた事例あり】)で解説しているので参考にしてください^ ^
アクセンチュアへ転職する応募方法
一度落ちた私の経験からすると、アクセンチュアへ応募するオススメの方法は転職エージェント経由一択です。
というのは、それ以外の応募方法は重要な対策が抜け落ちてしまうからです。次から解説しますね。
応募方法①:転職サイトから応募する
転職サイト経由での応募はおすすめできません。たまに大手転職サイトを推奨しているところがありますが、コンサル業界への転職を全く理解していないと感じてしまいます。
コンサル転職はケース面接が実施されたり、とにかく「結論ファーストで端的に答える」ということが求められる面接なので、第三者との面接対策が必須です。
大手転職サイトを利用しても、そうしたケース面接等の対策をしてくれず、そこのスキルがごそっと抜け落ちるので絶対にNGです。
応募方法②:公式サイトのリファラル採用を使って応募する
「アクセンチュアに知り合いが居るなら、その知り合いの紹介で応募してね」という制度ですね。
ただ、リファラル採用でもケース面接は実施されるので対策は必須です。知り合いに面接対策をしてもらう、という人がたまに居ますが、それよりも何百人もアクセンチュアの内定へ導いてきたプロを利用する方がどう考えても合理的&汎用性の高いアドバイスをしてもらますよね。
アクセンチュア対策におすすめのプロはMyVisionです(もちろん完全無料で利用できるエージェントです)。
応募方法③:採用ページから直接応募する
これも先ほどまでと同様で、ケース面接や質疑応答の対策ができないので絶対NGです。
「直接応募した方がアクセンチュアの採用費が節約されるから、合格しやすいのでは?」という人が居ますが、そんなことはあり得ません。
「転職エージェント経由の人材よりも採用コストが安いから、ちょっと採用の難易度を下げよう」なんてことを外資コンサル会社がするわけがないですよね。
応募方法④:転職エージェント経由で応募する
これ一択ですね。ただし、どの転職エージェントでも良いわけではなく、「コンサル業界への転職サポート実績が豊富にあり、ケース面接対策をしてくれる転職エージェント」であることが重要です。
なお、アクセンチュアへの転職サポート実績がとても豊富なのはMyVisionであり、アクセンチュアを目指すならここ一択です(もちろん無料で利用できます)。
※ここはアクセンチュア出身者が多数在籍しているエージェントなので、かなりリアルなケース面接対策ができる&質問されやすいことを教えてくれるんですよね。
実際、私も転職エージェントを利用してアクセンチュアに合格しましたが、「あ、これ進◯ゼミでやったところだ!」状態で面接に挑めますよ笑
アクセンチュアの転職の募集要項
求人・採用情報
アクセンチュアでは非常に多様な職種を募集しています。全ての職種は多すぎて記載しきれませんが、部署ごとにどんな職種が募集されているかについてはこちら(アクセンチュアの仕事内容)の記事で詳しく記載しています。
- デジタルマーケティングコンサルタント
- 戦略コンサルタント
- テクノロジーコンサルタント
- ソリューションエンジニア
参考として、ここでは下記の職種について紹介します。下記以外の採用情報についてはアクセンチュアの採用情報をご参考ください^ ^
デジタルマーケティングコンサルタント
デジタルコンサルタントの中でも、デジタルマーケティング領域の募集職種は下記がありました。
募集職種 デジタルマーケティングコンサルタント 応募要件 ・デジタルマーケティングに関わる実務経験・論理的思考力、リーダーシップ、プレゼンテーション力、ファシリテーション力
・プロジェクトの目的達成に向けてのプロジェクトマネージメントスキル望ましいスキル・経験 ・データ分析や状況把握からの課題抽出、仮説構築スキルおよび解決策提案力
・マーケティング領域およびテクノロジー領域への高い関心および知識
・コンサルティングファームでのコンサルタント経験引用元:アクセンチュア採用サイト
戦略コンサルタント
戦略コンサルタントの募集として下記がありました。
募集職種 戦略コンサルタント 応募要件 ・大卒以上
・流暢な日本語能力(日本語能力試験N1レベルが望ましい)
・3年以上のコンサルティング業務経験、あるいは事業会社での実務経験望ましいスキル・経験 ・ビジネスレベルの英語力 引用元:アクセンチュア採用サイト
テクノロジーコンサルタント
テクノロジーコンサルタントの募集として、ここではカスタマーサポートや営業領域の職種にて下記がありました。
募集職種 テクノロジーコンサルタント(カスタマー&セールス領域) 応募要件 <下記いずれかに該当する方>
・顧客接点業務領域(CX、セールス、マーケティング、カスタマーサービス)及びFulfillment業務領域(販売・物流) に広く知見を有する
・各種業務システム(カスタム、ERPパッケージ等)の導入経験
・お客様との高度なコミュニケーション能力望ましいスキル・経験 ・顧客接点業務領域(CX、セールス、マーケティング、カスタマーサービス)及びFulfillment(販売・物流) においてBPR/業務改善活動の実地経験・SAP/Salesforce/Dynamics CRM/Oracle等の主要基幹系CRM/ERP製品ソリューションに対する導入経験・計画立案経験や知識
・E-Commerceソリューションに対する導入経験・計画立案経験や知識
・該当業務領域における工場・倉庫・販売拠点等での関連する操業系システム(物流管理・倉庫管理・販売管理関連など)の導入経験・計画立案経験や知識
・SAP、Salesforce、Oracle、Microsoftなどのパッケージ
・クラウドもしくはオンプレ環境引用元:アクセンチュア採用サイト
ソリューションエンジニア
ソリューションエンジニアの募集職種は下記がありました。
募集職種 ソリューションエンジニア 応募要件 Java開発経験2年以上
オープン系開発言語を用いたシステム開発経験
‐Spring
‐Typescript
‐angular/React
‐SQL(OracleなどRDB)望ましいスキル・経験 システム開発経験1年以上
オープン系開発言語を用いたシステム開発経験
・C#、C++
・Python
・PHP
・VB,VBA
・SQL引用元:アクセンチュア採用サイト
※アクセンチュアでのエンジニアの働き方のイメージ動画はこちら(アクセンチュアのエンジニアの働き方、内定しやすい応募経路)にて解説してます
向いている職種の見極め方法
多様な職種で人材募集しているとはいえ、じゃあ自分はどの部署が適しているのか?気になりますよね。
応募する職種の見極めを失敗すると、本当に本当に苦労することになります。。。実際私は入社するポジションをミスり、本当に苦労しました(その後、異動し改善しましたw)
※この経験については、こちら(応募職種の選択を失敗して後悔した経験&応募職種選びのコツ)にて解説しています。
アクセンチュアに転職しやすい人の特徴
アクセンチュアが求める人物像は公式サイトでは↓のように記載されています。
- 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
- チャレンジに、手加減をしない
- 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
- 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
- タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
- あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
- 信念に基づき、主張し、実際にやりとげるチームワークの可能性を信じる
- 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
- 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある
引用元:アクセンチュア公式サイト
ただ、ちょっとイメージしにくいかもしれないので、元社員の立場から考えるアクセンチュアに転職しやすい人(社内に多かったタイプ)の特徴をご紹介しますね。
1つずつ解説します。
自分の意見をしっかり主張できる
「Think Straight, Talk Straight」という言葉を耳にしたことはありますか?
「忖度なく、誰に対しても自分の意見を伝えよう」というものであり、実際アクセンチュア社員は自分の意見をはっきりを主張する人が多いです。
自分で考え、誰に対してもはっきりと意見を伝えられるスキルは非常に重要です。
ちなみに公式サイトの社員インタビュー↓でも記載されてますね。
入社して感じたのは、「Think Straight, Talk Straight」の文化が想像以上に深く根づいていることです。
こうした社風のおかげで、大企業にも関わらずベンチャーよりも風通しが良いと感じますね。
引用元:アクセンチュア公式サイト
とはいえ、受容スキルが高い人(既存のやり方をまずは一旦受け入れられる人)
「ハッキリ意見を伝えられる」と聞くとなんだか頑固で周り見ずなタイプ、という誤解が生まれるかもしれないので補足しておくと、
「ちゃんと相手の意見も受け入れた上で、自分の意見も発言する」というスタンスが重要です。
相手のことを受け入れて、その上で自分の意見も伝えられる。このスキルがある人はかなりアクセンチュアが欲しがる人材ですね。
ロジカルに考えられる人(地頭が良い)
コンサルティングワークをする以上、これは外せません。
実際、アクセンチュアの社内でもロジカルに考えられる人が多く存在しました。
特定の専門分野がある
特定分野に対する専門知識があったり、特定領域での業務経験が長かったりする場合もアクセンチュアに入社しやすいです。
例えばコールセンターでスタッフさんを統括していた人が、アクセンチュアに転職してコールセンター系のプロジェクトで活躍する、みたいなイメージですね。
専門分野なんてないです…
「専門分野なんてないよ」という人も問題ありません。
もちろん専門分野があった方が入社しやすいですが、例えばロジカルに考えるスキルがあるだけでも十分にコンサルタントとしての素養があります。
視座が高い(自分が上司なら?の視点で行動する)
- 「自分がクライアント側ならどう思うか?どうして欲しいか?」
- 「自分が上司なら、この状況で部下にどう行動して欲しいか?」
このように考えて行動できる人もアクセンチュアに転職しやすいです。シンプルに仕事スキルが高いですよね。
コンサル未経験でも入社できる?
「未経験でもOKですか?」という質問をよく耳にしますが、問題ありません。
むしろ、コンサル経験者ばかりを採用しようとしたら人材が少なすぎるので、「採用してからコンサルタントとして育成する」という文化がアクセンチュアにはあります。
※このあたりについてはこちら(アクセンチュアの中途入社は厳しい?)でも解説しています
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね
さて最後に、転職を検討するにあたって必要となるアクセンチュアの基本情報を次でサクッと解説します↓
アクセンチュアへの転職に向けた基本情報
ここではアクセンチュアの基本情報について解説しますね。面接時に最低限理解しておくべき情報をお伝えしておきます。
会社概要
概要としては↓です。
会社名 アクセンチュア株式会社 本社 〒107-8672 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
設立 1995年12月(創業は1962年) 資本金 3億5千万円 従業員数 約19,000人(2022年6月1日時点) 引用元:アクセンチュア公式サイト
パーパス(経営目的)
アクセンチュアはパーパス(経営目的)として「テクノロジーと人間の創意工夫で、まだ見ぬ未来を実現する」を掲げています。
※出典:アクセンチュア公式サイト
事業内容・部署
アクセンチュアには4つの部署が存在し、ストラテジー&コンサルティング、ソング、テクノロジー、オペレーションズという部署が存在ます。
詳しくはこちら(アクセンチュアの事業内容)の記事で解説しています。
福利厚生
アクセンチュアは福利厚生が充実しており、特に女性が働きやすい環境をかなり整備しています。
実際、私の周囲には育児休暇を2年間取得していた男性が居て、復職後もバリバリ働いていました(当然、復職時に役職に変動はなく、育児休暇前の役職で復帰していました)
公式サイトに記載されていますが↓のような制度があります。
- 母体保護休暇:妊娠中の体調悪化時に80時間までの休息、定期受診等で月1回まで通院のための特別有給休暇を取得できる
- 配偶者・ライフパートナー出産休暇:出産日の前後1か月以内に1労働日、特別有給休暇を取得できる
- 子の看護休暇:小学校就学前の子の怪我、疾病、あるいは予防のため、子の人数に応じて年間40時間または80時間の休暇を取得できる
- 育児休憩時間:子が1歳になるまで、女性社員は休憩時間のほかに1日2回各30分まで(または1日1回1時間)、子を育てるための時間を有給扱いで取得できる
- ベビーシッター補助:ベビーシッターの利用にあたり、初期費用100%、利用費50% (上限2万円/月)を会社が負担
- 介護休業:要介護状態にある家族の介護時、最長1年間は休職期間の延長が可能
- 出産休暇:産前6週間、産後8週間の出産休暇を取得できる
- 育児休業:2歳まで育児休業を取得できる
- ベビーシッター法人契約:当日ベビーシッター予約可能且つ病児保育対応のためお子様の急病や急な仕事が入った場合でもお子様を預けられる
- 育児コンシェルジェサービス:育児全般に関する問い合わせに経験豊富な育児コンシェルジェが対応してくれる
引用元:アクセンチュア公式サイト
※なお、アクセンチュアの中途やエンジニアの年収についてはこちら(アクセンチュアの中途の年収は?エンジニアは低い?)で解説しています
まとめ:アクセンチュアの転職難易度
今回の記事で紹介した内容は主に下記です。
まとめ
- アクセンチュアの転職難易度は高いが、積極採用中なのでチャンス
- アクセンチュアの面接でほぼ100%実施されるケース面接対策をするためにも、応募経路はエージェント経由一択(おすすめはアクセンチュアへの転職サポート実績がとても豊富なMyVision)
良い話だけをお伝えしてもみなさんのためにならないので、「意外と泥臭いよ」なんてリアルも記載しました。今回の記事がアクセンチュアへの転職のきっかけになれば嬉しいです!
また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね