「アクセンチュアの面接のコツってある?どんな質問される?」
実際にアクセンチュアの中途入社で一度落ち(笑)、リベンジして入社した私が上記のな疑問について解説しますね。
具体的には、
- アクセンチュアの面接フローや質問されそうなこと、対策方法(ここまで詳しく解説しているところはないと思います)
- ほぼ確実にアクセンチュアの面接で実施される「ケース問題」を解くコツ
- おまけ:アクセンチュアの書類選考突破のコツ
こうした点について解説しますので、本記事を読んで頂ければアクセンチュアの中途面接、対策方法についてかなり網羅的に確認できると思います。
私について
- 元アクセンチュア社員
- 初めてアクセンチュアを受けたときは最終面接で落ち、その後リベンジして内定しました。合格するパターンと落ちるパターンの両方を知っているので、そういった生々しい話も盛り込みながら解説します
もくじ
アクセンチュアの面接回数・選考フロー(中途採用)
経歴や職種によって変わる可能性はありますが、私の経験や、同僚から聞く話だと中途採用の場合は下記の流れが多いようです。
人によっては最終面接以降も何回か面接がある人も居るようですが、基本的には面接は2回です。
- 書類選考
- 人事面談(実質、人事面接)
- 1次面接(ケース問題が出題される可能性大)
- 最終面接
※上記のうち、特に1次面接でほぼ確実に「ケース問題」が出題され、通過率は中途採用の場合「20〜30%」と言われています。
とはいえ、ここさえ通過すればかなり内定に近づくので必ず対策してくださいね。詳しくはこちら(アクセンチュアのケース面接の対策方法)にて解説してます。
さて、実際の面接対策については下記↓(回答例付き)
アクセンチュアの面接対策(中途採用)
ここではアクセンチュアの面接対策のコツについて解説します。
まずスタンス編から解説しますね。
※なお質疑応答のコツはこちら(アクセンチュアの面接対策(質疑応答)でよくでる9つの質問と、落ちないための回答のコツ【回答例付き】)にて解説しています。
アクセンチュアの面接対策:スタンス編
鉄則1:結論から、端的に答える
これが最重要と言っても過言ではありません。頭の回転が早くサクサクした回答を好む面接官が多いので、ダラダラと長い回答は絶対にNGです。
コツは、
- 一文は20〜30字のイメージで、一旦そこで区切る
- 短く区切った言葉たちを、接続詞でつなげてあげる(これが相手の頭の中を整理させやすくする)
具体的なイメージとしては↓です。「今日の晩ごはんに何食べたい?」と聞かれた際を想定しています(実際はこんな質問はされません)
【悪い例】


【良い例】



このように、結論から&一文を短文にすると相手は理解しやすいんですよね。
ついでに、最後の「今夜は遅いので、、、笑」みたいなのを添えてあげると、面接官は自分が次に話すことをすんなり想起できるのでラクですし若干和みますw
鉄則2:嘘をつかない、人間味を出す
当たり前ですが、嘘をつくのは論外です。加えて、人間らしさを出すと良いですね。
例えば志望動機の箇所で、真面目な回答をしつつ、「あとはやっぱりお給料も良いので、、笑」とか加えると人間味が出ます。
そういう正直さを良しとする文化があるのが、アクセンチュアの良いところですね^ ^
次からは、具体的にどんな質問がされるか、どう答えるべきかについて徹底解説していきます!
※なお、本記事の後半ではこちら(アクセンチュアの面接で注意すること)も解説するので参考にしてくださいね^ ^
アクセンチュアの面接対策:質疑応答編
質疑応答のコツはこちら(アクセンチュアの面接対策(質疑応答)でよくでる9つの質問と、落ちないための回答のコツ【回答例付き】)にて解説しています。
重要:アクセンチュアの面接で必ず出題されること
アクセンチュアの面接ではほぼ確実に「ケース面接」が実施されます。
詳しくはこちら(ケース面接の対策と例題、回答のコツ)にて解説していますが、例えば「(前職の)会社の売上を2倍にするにはどうすればいい?」といった「答えのないお題」に対して論理的に回答する、というものです。
アクセンチュアの中途採用におけるケース面接の通過率は約20〜30%と言われており、しっかり対策しないとまず落ちます。
アクセンチュアの面接で注意すること
アクセンチュアの面接で落ちた理由…
実は、私は一度エージェントを使わずにアクセンチュアの中途採用に応募しましたが、落ちてしまいました。。。
コンサル業界への転職にはエージェントが必須ですが、当時はこれを理解できていませんでした。
しかし、数年後に転職エージェントを活用し再度アクセンチュアの中途採用を受け、合格することができました。
エージェントからはケース面接対策に加え、各面接での回答のコツや最終面接官の傾向までも教えてもらえたので、事前準備を超入念にして挑めました。
(これ、進◯ゼミでやったところだ!状態でした)
注意:最大の山場はケース面接
アクセンチュアの中途面接でほぼ確実に実施されるケース面接(中途の通過率は約20〜30%)の対策を必ずすべきです。
ケース面接とは「特定の課題が出題される→その場で5分ほど考える→回答と理由を説明する→建設的なディスカッションをする」というものです。
例えば、
- (前職の)会社の売上を2倍にするには?
- オリンピックのメダル獲得数で日本が世界一位になるには?
などの問題が出題されます。
はっきり言って、対策しないと天才じゃない限り確実に落ちます。

だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル面接の独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&それに対して面接官とディスカッションする」という経験ができず一発勝負になるからですね。
なおケース対策には、無料のアクシスコンサルティングが個人的におすすめですね。アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多いです。
※大手コンサル会社で働くコンサルタントの4人に1人が登録しているみたいですね
アクセンチュアの面接はどこから応募するか?が重要
アクセンチュアへの転職で注意することとしては、どこから応募するか?という点です。
もしアクセンチュアに興味がある場合は、やってはいけない応募方法をこちら(アクセンチュアでやってはいけない応募方法【落ちた事例あり】)で解説しているので参考にしてくださいね^ ^
アクセンチュアへの応募を考えているなら、私が落ちた応募方法についてこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)で紹介しているので、どうか私と同じ失敗をしないようにしてくださいね
次は、参考としてアクセンチュアの書類選考を突破するコツについて解説します↓
アクセンチュアの面接に向けた書類選考対策
ここではアクセンチュアの書類選考を突破するコツについて解説します。
なお、面接突破(質疑応答)のコツはこちら(アクセンチュアの面接対策(質疑応答)でよくでる9つの質問と、落ちないための回答のコツ【回答例付き】)にて解説しています。
アクセンチュアの中途採用の書類選考対策:事前準備編
「なぜ?」を3回繰り返す
具体的な質問内容は後ほどこちら(アクセンチュアの面接対策:質疑応答編)で解説しましたが、全ての回答を準備する際、「なぜ?」を3回繰り返して自分自身で深堀しておくことが大切です。
というのは、それが回答内容に説得力を持たせることに繋がりますし、面接官から「なぜ?なぜ?」と、どんどん質問された際に答えやすくなるからですね。
イメージとしては↓です。







こんなイメージですね。みなさんお察しの通り、「なぜ」を3回繰り返すことは自己分析にも繋がるので、ちょっと面倒ではありますが転職の準備としてかなり役立ちますよ^ ^
職務経歴書作成の主な項目
職務経歴書に記載する主な項目としては、
- 職務要約
- 活かせる経験・知識・技術
- 職務経歴(詳細)
- 自己PR
このあたりです。次からそれぞれポイントを解説しますね^ ^
アクセンチュアの書類選考対策:記入のコツ編
職務要約
A4用紙の1/3〜1/4くらいを使って、これまでの経歴の要約を記載しましょう。
内容としては「どこで、主に何を、どのくらいの期間取り組んできたか」を記載します。個人的にはここでは「何を学んだか」等の個人の感想は記載せず、事実を並べるイメージで書いていました(人によって記載内容は異なると思いますので、ここは好みでOKです)。
記載イメージは↓です。
回答例
新卒で株式会社◯◯に入社し、◯◯の部署にて主に◯◯の業務に従事しました。また◯◯の業務も実施しました。
入社後◯年した際に◯◯の部署へ異動し、◯◯の業務を実施しました。その後△△株式会社へ転職し、△△部署にて△△業務へ従事し、今に至ります。
職務要約部分では「経歴の全体感を掴んでもらう」ことをイメージして記載しましょう。
活かせる経験・知識・技術
これまでの職務を通して得られたスキルや知識について記載します。
ここでのポイントは「応募する職種で求められそうなスキルを中心に記載する」という点です。
というのは、例えばドーナツ屋のキッチンスタッフのアルバイトに応募する際に「チャーハン作りが得意です!」と言ってもあまり意味がありませんよね。
これと同じで、多少なりとも今回の応募職種で活かせそうな内容を記載するのがポイントです。
職務経歴(詳細)
職務要約で記載した内容をより詳細に記載します。
内容としては、
- いつ
- 誰に
- 何を
- どんな役割で提供し
- 結果どうなったか
こうした内容を記載します。イメージは↓です。
イメージ
- 期間:2020/07/01〜2021/03/31
- 概要:自社サービスの若年層の解約率の改善を目的に、解約理由の分析と改善策の立案
- 対象:社内プロジェクトのためカウンターとするクライアントは存在しないが、社内では主に営業部門の役員へ報告
- 担当内容(体制と役割):プロジェクトリーダーのもと、4名体制で取り組み、私は主に解約率の分析、及び改善策の立案
- 成果・実績:前年度比で解約率を20%改善
こうした内容を、期間で分けて複数記載していきましょう。
自己PR
先ほど記載した職務要約では「何を学んだか」等の個人の感想は記載せず、事実を並べるイメージと説明しましたが、ここでは逆に「何を学んだか」「それがどうアクセンチュアで役立つか」を記載しましょう。
イメージ
新卒で株式会社◯◯に入社し、◯◯の部署にて◯◯の業務に取り組んできました。特に◯◯に関する業務に多く取り組み、◯◯に関するスキルを身につけました。
その後、入社から3年後に転職し、△△株式会社に入社しました。そこでは△△の部署にて△△の業務を実施しました。その後昇進し、10名のメンバーと共に△△の業務に取り組みました。
こうした経験から得られた顧客折衝力や営業力、データ分析といったスキルは、今回ご応募させて頂いている職種でも活かせるのではと考えております。
こうしたイメージですね。
アクセンチュアの書類選考の通過率を上げるコツ
実際に作成した職務経歴書は必ずプロにチェックしてもらいましょう。
理由としては、どんなに経歴がOKでも書き方次第で簡単に落とされてしまうからですね。そうなると向こう数年はリベンジできません。。悔しすぎますよね。
実際、私は転職エージェントにチェックを依頼していました。特に、アクセンチュアへの転職サポート実績が豊富なエージェントだと指摘も鋭い&無料でした。
※オススメはこちら(アクセンチュアの面接で注意すること)で詳しく解説しますが、個人的には無料のアクシスコンサルティングがオススメですね、コンサル転職の支援実績がズバ抜けてます。
※大手コンサル会社で働くコンサルタントの4人に1人が登録しているみたいですね
なお「アクセンチュアに興味があるけど英語が苦手…」という場合はこちら(アクセンチュアは英語ができないと困る?TOEIC点数は昇進で提出すべき)も参考にしてみてください。
まとめ:アクセンチュアの面接対策(中途)
今回の記事で紹介した内容は主に下記です。
まとめ
- アクセンチュアの面接ではケース問題がほぼ確実に出題されるので、対策必須
- ケース面接対策をしてくれるオススメのエージェントは無料のアクシスコンサルティング
(コンサル業界への転職サポート実績が豊富)
- 質疑応答のコツはアクセンチュアの面接対策(質疑応答)でよくでる9つの質問と、落ちないための回答のコツ【回答例付き】で解説
※なお、アクセンチュアへの転職難易度や選考フロー、オススメの応募方法などについてはこちら(アクセンチュアの転職難易度は高い?【元社員が解説】)にて解説しています