

などなど、アクセンチュアに関する疑問はたくさんあると思います。
そこでこの記事では、元アクセンチュア社員の私が一問一答形式でアクセンチュアに関して回答していきますね
私について
アクセンチュアに中途入社し約3年働いていました。アクセンチュアの規模や働き方、注力事業がどんどん変わっていく姿を見ていたので、当時の話も交えて回答しますね^ ^
もくじ
アクセンチュアは誰でも入れる?
アクセンチュアは誰でも入れる?という噂の背景として、大量採用をしている点があります。とはいえ、誰でも入れるほど容易ではありません。
誰でも入れるほど容易ではない
アクセンチュアは最近大量採用をしていると言われていますが、とはいえ誰でも入れるというわけではなく、転職難易度は高いです。
ただし、コンサルティング領域の幅を広げているので、以前よりも多様な経歴の人が入社できるようになっているのは確かですね。
誰でも入れると言われる理由は大量採用
アクセンチュアは以前よりも積極的に中途採用を実施していますが、背景としては下記ですね。
- コンサルティング領域を拡大しているため、多様な経歴の人を採用している(広告代理店出身者や、AI領域に強い人材など)
- アクセンチュアへの依頼数が多く、むしろ少し断らなければいけないほどクライアントから発注があるため、人手を集めたい
なおアクセンチュアの中途採用ではほぼ確実にケース問題というものが出題され、この通過率は20~30%と言われています。
詳しくはこちら(アクセンチュアのケース面接の対策方法は?)で解説しているので、気になる方は参考にしてくださいね
では、積極的に採用しているアクセンチュアですが、使い捨てされるのか?について次で解説しますね。
アクセンチュアは使い捨てされる?
アクセンチュアは使い捨てはされる?という噂がありますが、離職率のデータや働き方改革へ注力している点を踏まえ、使い捨てされる可能性は極めて低いです。
具体的には下記↓ですね。
- 離職率が半減している(アクセンチュアに留まる人が増えている)
- コンサルティング人材の採用費用は数百万円かかるため、使い捨てするのは経営上シンプルにもったいない(笑)
- 使い捨てする気であれば、こんなにも働き方の改善や働きやすい制度を整備しない
※参考:こちら(アクセンチュアの働き方のリアル・優れた制度)

注意:最大の山場はケース面接
アクセンチュアの中途面接でほぼ確実に実施されるケース面接(中途の通過率は約20〜30%)の対策を必ずすべきです。
ケース面接とは「特定の課題が出題される→その場で5分ほど考える→回答と理由を説明する→建設的なディスカッションをする」というものです。
例えば、
- (前職の)会社の売上を2倍にするには?
- オリンピックのメダル獲得数で日本が世界一位になるには?
などの問題が出題されます。
はっきり言って、対策しないと天才じゃない限り確実に落ちます。

だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。
本だけで対策すると、コンサル面接の独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答する&それに対して面接官とディスカッションする」という経験ができず一発勝負になるからですね。
なおケース対策には、無料のアクシスコンサルティングが個人的におすすめですね。アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多いです。
※大手コンサル会社で働くコンサルタントの4人に1人が登録しているみたいですね
アクセンチュアへの応募を考えているなら、私が落ちた応募方法についてこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)で紹介しているので、どうか私と同じ失敗をしないようにしてくださいね
アクセンチュアの事業の強みと弱みは?
アクセンチュアの強みと弱みは、どちらも人材の面から説明できます。
アクセンチュアの強み
他の外資系コンサルティング会社と比べ、マーケティングとテクノロジー領域での人材&実績の豊富さにあると思います。
昨今のコンサルティングにはマーケティングとテクノロジーは欠かせないので、この部分を外注することなくワンストップに支援できるという点は非常に大きな強みになります。
アクセンチュアの弱み
どの切り口で評価するかによりますが、社員数が拡大しているため、一人ひとりのレベルをどう担保するかは1つのテーマになるのではと思います。
ただしこちら(アクセンチュアへの中途入社は厳しい?)でも解説していますが、アクセンチュアの中途採用はポテンシャル採用なので、入社後に研修などでしっかり育成する文化があります。
なお「アクセンチュアに興味があるけど英語が苦手…」という場合はこちら(アクセンチュアは英語ができないと困る?TOEIC点数は昇進で提出すべき)も参考にしてみてください。
アクセンチュアの教育制度と人事制度は?
ここでは、アクセンチュアの入社後に気になる教育制度や人事制度について解説しますね。
アクセンチュアの教育制度
例えば下記の制度がありますね。
- 入社直後に1ヶ月間コンサルティングの基礎研修(頭の使い方、プロジェクトスキル、資料作成スキル、テクノロジースキル等)
- 定期的に多様なテーマの社内勉強会が開催されている(部署に応じてテーマは様々だが、とにかく情報交換が活発)
- 過去の社内勉強会の動画をいつでも閲覧できる
- 無料で外部の研修動画を閲覧できる
アクセンチュアの人事制度
様々な制度がありますが、下記のようなものがあります。
- 実力主義なので、年齢に関わらず昇進昇給可能
- 本人の希望があれば(1年以上在籍した場合に)異動可能であり、異動することに対して全く偏見がない社風
- フレックス制度
- 在宅勤務制度
- 育児休暇制度etc.
特に女性の働きやすさはかなり整備しており、これは結果的に男性の働き方の整備にもつながっています。
詳しくはこちら(アクセンチュアにおける女性の働きやすさのための制度一覧)で解説しています。
ちなみにアクセンチュア公式アカウント↓の発信からも、多様な働き方を積極的に受け入れていることが分かりますよね。
#アクセンチュア は2022年8月から、日本全国どこに住んでいてもライフステージに応じてより柔軟かつ継続的な就業を可能にする「ロケーション フレキシビリティ制度」を導入することになりました。本制度を活用した社員のブログをご紹介します。https://t.co/XxvfwaTxXj pic.twitter.com/WdVKrNRR2X
— Accenture Japan (@AccentureJapan) June 27, 2022
退職年齢は?
アクセンチュアは定年退職であれば一般的な日系企業と同じだと思いますが、
コンサル会社は定年まで働く人はかなり少ないので、スキルをつけてどこかに転職や、起業をするケースが多いですね。
アクセンチュアへの応募を考えているなら、私が落ちた応募方法についてこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)で紹介しているので、どうか私と同じ失敗をしないようにしてくださいね
アクセンチュアの勤務時間は?
アクセンチュアの勤務時間は基本的に9-18時ですが、プロジェクトに入っていればフレックス制となるケースがほとんどです。
なお「アクセンチュアに興味があるけど英語が苦手…」という場合はこちら(アクセンチュアは英語ができないと困る?TOEIC点数は昇進で提出すべき)も参考にしてみてください。
アクセンチュアはレベルが低い?
当然ですが、どの会社とどういった面で比較するかによりますね。
アクセンチュアが手がけているクライアントは非常に多種多様な実績を残しているので、総合的なコンサルティング力という意味ではレベルは高いかと思います。
ただし社員数が増加しているので、社員一人ひとりの品質を保つという点は注力していかないと「レベルが低い」と言われてしまいかねないですよね。
※なおアクセンチュアへの転職の難しさについてはこちら(アクセンチュアの転職難易度は?)にて解説しています
アクセンチュアの給与制度
「アクセンチュアの特徴的な給与制度」について解説しますね。
特徴は主に下記となります。
- 職種と職位から基本年収が決まる
- 年俸制
- 残業代
- ボーナス
- 定性評価が主
1つずつ解説しますね。
アクセンチュアの職種と職位で評価が決まる
アクセンチュアの年収は職種と職位の2つの観点から決まります。
- 職種:エンジニア、コンサルタント(非エンジニア系職種)などなど
- 職位:アナリスト、マネージャーなどなど
この2軸の掛け合わせで基本の年収が決まります。
※アクセンチュアの年収についてはこちら(アクセンチュアの中途の年収は?エンジニアは低い?)で解説しています
アクセンチュアの給与制度は年俸制
アクセンチュアは年俸制なので、提示された年俸を12ヶ月で割った金額が毎月振り込まれます。
なお、年俸で提示されていた金額に追加して残業代とボーナスが支払われます。
年俸とは別で残業代が支払われる
残業代は、当然ですが残業した分だけ必ず支払われます。
なおアクセンチュアは残業時間管理をかなり厳しく実施しているので、月に45時間以上の残業は基本的にNGとなっています。
年俸とは別でボーナス(賞与)が支払われる
実力主義の会社なので、ボーナスの金額は評価次第で大きく変わりますね。評価が高いと3桁万円もありますが、普通だと2桁万円というイメージです。
アクセンチュアは毎月の給与水準がそもそもかなり高いので、たっぷりボーナスを支払いますよ、という文化はそこまで強くないと思います。
※たまに毎月の給与水準を下げて、ボーナスでガツンと支払うという会社もありますよね。一見すると華々しいですが、毎月の生活がしにくくなるという意見もあります。
アクセンチュアの評価制度は主に定性評価
アクセンチュアはコンサルティング系の職種ですと基本的に定性評価です(営業系の職種とは異なり数字で評価しにくいので)。
一方で営業系に特化した職種もあるので、そこは当然定量評価が主になるようです。
なお「アクセンチュアに興味があるけど英語が苦手…」という場合はこちら(アクセンチュアは英語ができないと困る?TOEIC点数は昇進で提出すべき)も参考にしてみてください。
※参考:アクセンチュア公式採用サイト
まとめ:アクセンチュアは誰でも入れる?等
本記事では「アクセンチュアは誰でも入れる?」など、アクセンチュアに関してよくある質問を一問一答形式で解説しました。
それぞれの設問にて詳しい解説記事へのリンクもご紹介したので、もっと深く知りたいという方々は参考にして頂けると嬉しいです^ ^
アクセンチュアへの応募を考えているなら、私が落ちた応募方法についてこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)で紹介しているので、どうか私と同じ失敗をしないようにしてくださいね