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アクセンチュアが中途を大量採用する理由【元社員が解説】

【元アクセンチュア社員が暴露】中途を大量採用する理由・リアルな事情
アクセンチュアが中途社員を大量採用しているって聞くけど、マジ?
大量採用しているってことは、大量に辞めまくっているの?やっぱ働き方キツいのか。。?
転職エージェントからアクセンチュアを紹介してもらったけど、大量採用なら少し萎え。。

 

分かります、大量採用って聞くとちょっと心配ですよね〜。

でも実態としては、

  • アクセンチュアの働き方が改善したからこそ大量採用をしている
  • とはいえ、業界的に離職率が高いのも事実
  • コンサルティング業界の中でもアクセンチュアが強くなっているからより採用を強化中
  • アクセンチュアが他社に先駆けてコンサル領域を拡大しているからこそ積極採用している

こうした理由があります。

本記事では、実際に以前アクセンチュアで働いていた私が、アクセンチュアで実施されている中途の大量採用の裏事情、生々しい話を実態とともに暴露しますね。

 

私について

  • 元アクセンチュア社員
  • アクセンチュアにたくさんの人が入社してくるリアルを内部から見ていたので、その体験も交えて解説します

 

また、アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法も参考にしてくださいね

【データでみる】アクセンチュアの中途大量採用の実態

【データでみる】アクセンチュアの中途大量採用の実態

主要コンサルティング会社の社員数比較

主要なコンサルティング会社の中でも、アクセンチュアの社員数は多いですね。

コンサルティング会社の社員数比較

※出所:各社の公式サイトの情報をもとに作成

 

でもこれは昔から多かったわけではなく、2014年に社長が交代してから一気に社員が増えたんです。

 

アクセンチュアの社員数の推移

アクセンチュアの社員数の推移

引用元:PRESIDENT onlineインタビュー記事

アクセンチュアの公式資料曰く、2014年と比較して、

  • 全社員数が3.3倍
  • 女性社員数は6.6倍
  • 男性社員数は2.8倍

このように大幅に社員が増えていることが分かります。

 

※とはいえ、こちら(アクセンチュアの中途入社は厳しい)で解説していますが、やはりアクセンチュアへの中途入社の壁は高いです

 

また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね

 

さて、なぜアクセンチュアはここまで社員数を増やすのか?離職率が激しい業界にも関わらずなぜ増やし続けるられているのか?について次で解説しますね↓

アクセンチュアが中途社員を大量採用する理由

アクセンチュアが中途社員を大量採用する理由

アクセンチュアが積極採用をする背景として、下記があります。

アクセンチュアが大量採用する理由

1つずつ簡単に解説しますね。

 

理由①:売上拡大(コンサル業界の中でも絶好調)

アクセンチュアはコンサルティング業界の中でも強い立ち位置に居り、その理由もあってクライアントからのコンサル依頼が多く、売上が拡大しています。

具体的には、コンサルティング業界はどうしても社員数と売上が比例するので、クライアントからの依頼が多くても、実際に稼働する社員が居ないと売上にならないんですよね。

 

このように、アクセンチュアが絶好調でクライアントからの依頼が多い(むしろ多すぎて泣く泣く一部断っている)からこそ、社員を積極採用しています。

 

理由②:コンサルティング領域の拡大(マーケ、広告領域も攻めている)

「コンサルティング」と聞くと、お堅い雰囲気でスーツを着た人たちが、戦略について説明しているイメージがあったりしませんかね?

アクセンチュアはこうした古く堅苦しいコンサルティングから脱却し、服装なんてTシャツ一枚でもなんでも良いし、ロジカルさを追求しなくても良いから、クリエイティブなコンサルティングもしていきましょう、という流れになっていました。

 

というのは「今までのコンサルティングに加え、クリエイティブなコンサルティングもしていかないと、クライアントを成功に導くなんて無理じゃね?」という考え方がアクセンチュアの上層部で強くなっているからですね。

実際これは正しく、コンサル業界の中では先進的な考え方であり、単純なロジカルさの先にはイノベーションは生まれにくいんですよね

 

こうした流れもあり、アクセンチュアでは新たなコンサルティング領域をどんどん拡大(例えばマーケや広告領域)しており、それに伴って今までとは違った人材が必要なので積極的に中途社員を採用しているのでは、と思います。

 

ただし、積極採用しているとはいえ、面接の注意点は下記です↓

ケース面接が最大の山場なので注意

アクセンチュアの中途面接では、ケース面接がほぼ確実に実施されるんですよね(通過率は約20〜30%)

ケース面接では、

  • A社の売上を2倍にするには?
  • B社の利益を20%UPさせるには?

などの問題が出題されます。

流れは「お題が提示される→5分ほど考える時間を与えられる→回答と理由を説明→面接官とディスカッション」です

 

ちゃんと対策しないと、まず間違いなく落とされます

実際、私はAmazonで買った本で対策しましたが、落ちました…

 

だからこそ、ケース面接はプロと模擬面接をしておいた方がいいです。

本だけで対策すると、コンサル会社の面接という、独特の雰囲気の中で「ロジカルに回答&それに対して面接官とディスカッション」という経験ができず、本番一発勝負になるからですね。

なおケース対策には、無料のMyVisionが個人的におすすめですね。アクセンチュアへの転職サポート実績がダントツに多いです。

※ここはアクセンチュア出身者が多数在籍しているエージェントなので、かなりリアルなケース面接対策ができる&質問されやすいことを教えてくれるんですよね。

 

なお、アクセンチュア以外にも下記への紹介実績があるみたいです。
MyVisionの紹介実績企業

 

理由③:コンサルティング業界自体、離職率がやっぱり高い

アクセンチュア(コンサルティング業界)の離職率が高い

アクセンチュアが積極採用している理由としては、やはり離職率の高さもあります。

 

コンサルティング業界は平均3年前後で転職していくことが多く、

  • 短期間しっかり働いて、スキルをUPさせよう
  • コンサルティング会社に一旦入社し、その後の転職先の幅を広げよう
  • 起業のための勉強をしよう

といった理由での入社が多いので、どうしても離職率は高くなるんですよね。

 

とはいえ、アクセンチュアはコンサルティング業界の中でも離職率が低くなっているようです

二桁台だった退職率も、半減して一桁台になりました。

引用元:PRESIDENT onlineインタビュー記事

 

この背景には、働きやすい環境の整備に本気になっているというのがあります。次で解説しますね。

 

理由④:働き方の改善(本気で進めている)

アクセンチュアが進める働き方の改善

アクセンチュアの働き方が改善したという点も、中途社員を大量採用している理由の1つです。

 

今までのアクセンチュア(というかコンサルティング業界)では、社員一人当たりの業務量が多く、めちゃくちゃ残業して仕事をこなす、みたいな文化があったようです。

しかしアクセンチュアでは社長が代わって以降、働き方の改善に積極的になりました。

 

具体的には↓であり、コンサルティング業界の中でもかなり働き方が整備されている会社なんですよね(私も入社してから驚きました)

  • 残業時間は厳しく管理されており、一定の残業時間を超える場合は偉い人の承認が必要
  • 土日は基本的に稼働しない(実際、チャットすらもしてはいけない雰囲気がありました)
  • プロジェクトに影響がなければかなり簡単に有給が取得できるし、理由も当然質問されない

 

なお、実際のアクセンチュア社員が働く姿の動画についてはこちら(アクセンチュアの働き方のリアル)で解説しています。

かなりいい感じの働き方していますね〜

 

より詳しい働き方や優れた制度、ワークライフバランスの取り組みについてはこちら(アクセンチュアの働き方と年収のリアル)の記事で詳しく解説しています。

 

こうした理由に加え、転職エージェント的にもアクセンチュアの評価がめちゃめちゃ向上しているからこそ、求人数が多く見えるという点について次で解説しますね↓

【これも影響】実際の求人数よりも多く見えるという構造

アクセンチュアの中途の求人数は実際の求人数よりも多く見えるという構造

実際の求人数×アクセンチュアを紹介する転職エージェント数=求職者が目にするアクセンチュア求人数

転職エージェントがアクセンチュアの紹介を積極的に行なっていることもあり、求職者がアクセンチュアの求人を目にする機会が増えているというのも事実だと思います。

 

今更ながら、転職エージェントって?

転職エージェントは企業と求職者をマッチングさせる企業であり、面接のコツやアピールすべきポイント等を教えてくれます。

我々は無料でサポートを受けられることがほとんどですね(採用が決まったら、転職エージェントは企業側から報酬を得ています)

 

例えばアクセンチュアが10件の職種を募集しており、アクセンチュアの求人を取り扱う転職エージェントが5社存在したら、転職市場で目にする求人数は50件になりますよね。

転職エージェントが積極的にアクセンチュアの求人を取り扱うということからも、この流れが更に加速しています。

 

ではなぜ転職エージェントはアクセンチュアの求人を多く取り扱うのでしょう?

 

転職エージェントがアクセンチュアを積極的に紹介する理由【信頼できる企業へと変化】

信頼できる会社へと変化した

従来に比べ、アクセンチュアの働き方が大幅に改善されたと客観的に(転職エージェント的に)認められているからこそ、転職エージェントが積極的に紹介するようになったのではと思います。

 

具体的には、数年前は転職エージェントがアクセンチュアに人材を紹介しても、働き方がハードすぎて短期間で辞めてしまうケースが多かったんですよね。

転職エージェントの報酬額は、紹介した人がどのくらい長く働いてくれるか?も影響するので、数ヶ月で辞められると報酬が減ってしまう&紹介した人(アクセンチュアに入社してくれた人)に対しても申し訳ない、という状況があったんですよね。

 

でもアクセンチュアの社長が変わり働き方を本気で改善して以来、紹介&入社してもすぐに辞めず、働き続ける人が増えたからこそ「これならアクセンチュアを紹介しても安心できる」と認められるようになったのではと考えます。

 

転職エージェントの報酬額の大きさ

アクセンチュアを紹介することで転職エージェントが得られる報酬が大きい点も、エージェントがアクセンチュアの求人を積極的に取り扱う背景の1つにあります。

 

具体的には、転職エージェントの報酬は基本的に↓のようになっていると言われています。

転職エージェントの報酬=①紹介者の年収×②紹介報酬率(平均30%)

※数ヶ月で辞めてしまった場合は報酬減額のケースあり

 

アクセンチュアは年収が高いので①が高くなるし、人材採用に力を入れているからこそ②を平均よりも引き上げている可能性がありますよね。

なので、アクセンチュアを紹介すると転職エージェントの報酬が他社よりも多くなるという点があります。

 

また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね

アクセンチュアが中途を大量採用している今がチャンス

アクセンチュアが中途を大量採用している今がチャンス

さて、ここまでアクセンチュアが大量採用している背景について解説してきましたが、これは入社するチャンスとも言えますよね。

 

実際、私はアクセンチュアに入社したことで、

  • 年収が2倍になった(20代で800万円)
  • 貯金は3年で1,000万円を超えた
  • これだけ高年収なので激務かと思いきや、残業も月に平均20時間前後でホワイト

こうした結果が得られました。

 

アクセンチュアが気になる人は

私がアクセンチュアに在籍している間、「この業界からも採用しているんだ!」と、本当に多様な経歴の方々が入社していました。

そのため、自分の経歴に少し自信がない人でも、興味があれば選考を受けてみるのがおすすめです。意外なところで評価されたりするものですよ。

 

なお、アクセンチュアのリアルな評判についてもっと詳しく知りたい場合は、こちら(アクセンチュアの評判や口コミは?)にて解説しています。

 

(ちなみに)アクセンチュアでは現在どんな仕事があるか?(かなり幅広いです)

現在アクセンチュアでどんな仕事あるか?についてはこちら(アクセンチュアの仕事内容・自分に適した部署はどこ?)で解説しているので、参考にしてみてくださいね。

 

なお、アクセンチュアの選考内容や、面接突破のコツこちら(アクセンチュアの中途面接の選考フローとコツ)で解説しています。

 

ちなみに絶対におすすめできない応募経路についてはこちら(アクセンチュアでやってはいけない応募方法【落ちた事例あり】)にて紹介しています。

 

まとめ:アクセンチュアが中途を大量採用する理由

今回の記事で解説した内容は主に下記です。

まとめ

  • アクセンチュアが中途を大量採用する理由は、事業が絶好調&従来よりも多様な人材を募集しているから
  • 転職エージェントからの信頼がUPしたこともあり、アクセンチュアを紹介するエージェントが増えている
  • 積極採用していてもケース面接(通過率20-30%)の対策は必須。アクセンチュアへの転職サポート実績が多い、無料のMyVision等で対策することが重要

※なお、アクセンチュアへの転職難易度や選考フロー、オススメの応募方法などについてはこちら(アクセンチュアの転職難易度は高い?【元社員が解説】)にて解説しています

また、アクセンチュアに興味がある場合はこちら(アクセンチュアに内定しやすい&失敗しやすい応募方法)も参考にしてくださいね

  • この記事を書いた人
プロフィール画像

ユウ

元アクセンチュア社員
|アクセンチュアに転職し年収250→900
|社畜→アクセンチュア→フリー

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