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コンサルに向いてなかった?ときの対処法【元コンサルが解説】

コンサルに向いてなかった?そう感じた時の対処法【元コンサルが解説】

 

 

「コンサル、向いてなかったかも…」

 

コンサルとして仕事をしていると、そう感じてしまうこと、ありますよね

私は10年間(日系と外資系で)コンサルとして働いてきましたが、特に就職&転職したての頃にそう思うことが多かったです。

そんな私でも10年間コンサルとして働くことができ、20代で1000万円以上の年収を得ることができました。

 

こうした経験をもとに本記事では、

  • コンサルが向いてなかったかも?と感じた時に私が実践してうまくいった対処法
  • コンサルに向いている人と向いていない人の特徴(早めに知っておくことが大事)
  • 問題は会社にあるかも?キャリア形成で失敗しないために理解すべきコンサル会社の「普通」

こうしたテーマについて解説しますね。

 

私について

  • コンサルとして10年間(日系と外資で)働いた後、独立
  • 「向いてなかったかも…」と悩むこともありましたが、対処すればちゃんと活躍できるようになるので、コツを解説します^ ^

 

本記事を読んで、改めて自身がコンサルに向いているのか、向いていないならどう対処すべきなのか、参考にしてくださいね↓

コンサルに向いてなかった?と悩む理由

コンサルに向いてなかった?と悩む理由

コンサルに向いてなかったと悩む理由として、

  • 仕事についていけない
  • 激務がつらい
  • プロジェクトとマッチしていない

こうした点が挙げられます。

コンサルに向いてなかった?と悩む3つの理由

 

どれに該当するか、↓で判断してみてくださいね^ ^

 

仕事についていけない

コンサルはとにかく仕事の処理速度と量が求められるので、就職や転職したての頃は圧倒されがちです。

以前の私も、先輩や上司に資料の指摘をされるたびに「やっていけるのかな…」と不安になったり、落ち込んだりしました

 

でもこれってコンサルに求められるスキルを分解して、それぞれ対策すればいいだけなので、

私が行った対処法を本記事の後半のこちら(コンサルに向いてない人の特徴)で解説しますね。

 

激務がつらい(会社の問題)

「私の仕事の処理スピードが遅いの?いくらなんでも忙し過ぎる…

こんな感じで、コンサルは激務になりがちですよね。

 

とはいえ、自身のスキルを磨いたにも関わらず、それでも長時間労働になるという場合は、会社や上司に問題があるのかもしれません

 

本記事の後半のこちら(コンサルに向いてなかったと感じた時の対処法ー会社の問題)にチェックリストを記載したので、

自身の問題か、それとも会社の問題なのか、判断の参考にしてみてくださいね。

 

プロジェクトがマッチしていない(双方の問題)

プロジェクトで求められるスキルと、自身のスキルがマッチしていないことも割とあります。

新卒でコンサルに入った場合は「スキルをどんどん身に付けよう!」って感じなのでこうした悩みは生まれにくいんですが、

転職でコンサル会社に入った場合は「それまでの専門領域の知識を活かしたい」という想いがあるので「ミスマッチだ」と感じがちなんですよね。

 

プロジェクトで求められるスキルがあまりにもミスマッチしている場合は、プロジェクトの責任者クラスや(最終手段で)人事などに相談してみましょう。

ミスマッチはお互いにとってマイナスなので、プロジェクト変更や、役割の変更など対応してくれますよ

 

※とはいえ、下記↓は前職の専門領域に関わらず、どんなコンサルにも当たり前のように求められるスキルです。

  • 議事録をとる
  • 会議資料を作成する
  • リサーチする
  • クライアントとのコミュニケーション
  • 会議のファシリテーターをする

 

こうしたスキルを磨くコツは本記事の後半のこちら(コンサルに向いてなかったと感じた時の対処法ースキル面)で解説しているので、参考にしてみてください^ ^

 

コンサルに向いてない人の特徴

コンサルに向いてない人の特徴

コンサルに向いていない人の特徴として、下記の特徴があります。

  • ロジカル思考ができていない
  • 勉強をしていない
  • 仕事の処理スピードが遅い

コンサルに向いてない人の3つの特徴

 

さて、コンサルに向いてない人の対処法について↓でサクッと解説します。

 

ロジカル思考ができていない

資料作成に限らず、日々のコミュニケーション、チャットでもロジカルさが求められるのがコンサル業界です。

こちら(ロジカル思考を鍛える)でも解説していますが、

私は地頭力を鍛えるという本で訓練しました。ロジカル思考を鍛える上で、これ以外の選択肢は無いと断言できるほどの良書です。

 

勉強をしていない

「いい年齢になってきたからまったり働きたい」みたいなタイプのサラリーマンは割と居ますが、

コンサル、特に外資コンサルでこのスタンスだと速攻でオワコンになります。

 

クライアントは「自分より詳しい専門家に依頼しよう」ということでコンサルに依頼するので、

その専門家が勉強しないというのは構造的にオワコン化するんですよね

 

仕事の処理スピードが遅い

とにかく素早く&たくさんの仕事の処理が求められるのがコンサルなので、

パワーポイントやエクセルなどのスキルはサクッと磨いて使いこなせるようにしておくことが大事ですよね。

 

私が勉強した方法は次↓で解説します^ ^

コンサルに向いてなかったと感じた時の対処法(スキル面)

コンサルに向いてなかったと感じた時の対処法(スキル面)

向き不向きを悩むのは、ここで紹介するスキルを磨いてからにしましょう

 

コンサルに向いてなかったかも?と後悔する前に、まずは下記のスキルを磨いてみてください。

今の悩みが吹き飛ぶかもしれませんよ。

 

ロジカル思考を鍛える

コンサルは常に常に、常にロジカルさが求められるので、ロジカルに話せないとマジできついですよね。

私は地頭力を鍛えるという本で訓練しました、これを読まなければ10年どころか、たった数ヶ月ですらコンサルとして働けていなかっただろうなと確信しています。

 

仕事の処理スピードを磨く

お前、なにこの資料?これの作成にこんなに時間かけてたの?

私がコンサル1年目の頃、先輩にこんな言い方をされたんですよね。

 

かなりイラっときて、悔しい気持ちをモチベーションに資料作成の勉強を退勤後や休日にするようにしたんです。

すると学ぶほどに「自分もこんな綺麗な資料を作れるようになりたい…!」って思うようになって、そこからどんどん資料作成が楽しく&上達していったんですよね。

 

パワポのスキル

コンサル的なパワポを作成するなら外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック一択ですね。

コンサルになりたての頃は、この本を見ながら資料作成をしていました。これ無しでは仕事になりませんでしたね

 

エクセルのスキル

コンサルとしてのエクセルのスキルを磨くなら外資系金融のExcel作成術: 表の見せ方&財務モデルの組み方がかなり参考になります。

「外資金融」という言葉がタイトルに付いているので、多少コンサルには不要な話題もありますが、そこは読み飛ばしてOKです。

 

「コンサルはどのようにエクセルを使うべきか」といった点をガッツリ学べます

これを知っているのと知らないのとでは、上司にエクセルデータを送信した際の評価が控えめに言って180度変わります、断言します

 

コミュニケーションスキルを磨く

コンサルはロジカル思考に加え、その考えを分かりやすく相手に伝えるスキルがとっても重要ですよね。

このスキルは本を読むだけでは定着しないので、コミュトレなどのビジネス特化のコミュニケーションスクールで実践的な練習をするのがおすすめです。

 

なおコミュトレ動画講義に加え、実際の業務に近いトレーニング環境で実践練習ができるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

コミュトレ

全17コースの中から自分の課題や理想に合ったコースが選べるようです(ディスカッションスキルなど)

 

さて、こうしたスキルを磨いた上で、それでも激務すぎるなら、会社に問題があるかもしれません↓

コンサルに向いてなかったと感じた時の対処法(会社に問題がある場合)

コンサルに向いてなかったと感じた時の対処法(会社に問題がある場合)

度が過ぎてるそう感じたので私は転職しました

 

仕事の処理スピードもUPさせたのに、それでも激務すぎる場合は、上司や会社に問題がある可能性があります。

 

「コンサル会社はこういう常識だから」なんて暗黙の了解を感じたことはありますか?こうした「普通」は確かに存在しますが、度が過ぎているものは、我慢ではなく声を上げて指摘すべきです。損をしないためにも

 

度が過ぎているかのチェックリストは下記↓です

 

度が過ぎているケース

いくらコンサルとはいえ、下記は度が過ぎているケースに該当します。

  • 過度なサービス残業を要求してくる
  • 上司からの詰め(叱責)が厳しすぎる
  • 休日なのにチャットがバンバンくる
  • 月に45h以上の残業を年に4回以上求められる

 

実際、私も体験↓しました。

 

過度なサービス残業を要求してくる

「プロジェクト予算ちょっと厳しいんだよねー…」なんて遠回りな発言をして「残業代をつけてはいけない空気」を出しつつも、

残業を求められたことってないですか?

 

そしてそれが常態化しているなら、普通に問題ですよ。

人事や上司の上司に相談しましょう。

 

上司からの詰めが厳しすぎる

他のプロジェクトメンバーが居る会議の場で、ガンガンに詰めてくる上司は居ませんか?

そういう文化はもう古すぎるので、アクセンチュアとかだと完全に禁止されています。

>>業界内で最もホワイトなコンサル会社はアクセンチュアだと確信しているので、気になる人はこちら(アクセンチュアの評判は?)を参考にしてみてください

 

「コンサルの詰め文化は普通でしょ」なんて上司や先輩が居るなら、心を壊す前に距離をとりましょう

人事や偉い人にプロジェクト変更依頼をして、対応してくれないなら(冗談抜きで)転職ですね。

 

休日なのにチャットがバンバンくる

「月曜確認でOKです」なんてタイトルでメールを送ってくる上司がたまに居ますが、

「だったら月曜に送信しろよ」ということで、プロジェクトが終わったらその上司とも距離をとりましょうね。そんな文化は古すぎます。

 

月に45h以上の残業を年に4回以上求められる

月に45h以上の残業が年に4回以上あるのは会社としてアウトなので、これは人事に相談しましょう。

もし対応してくれないなら、普通にやばい会社なので転職した方がいいです。

 

思った以上に疲労は蓄積しています。心が壊れると回復に想像の5倍は時間がかかりますよ

 

会社に問題がある場合は、転職もしっかり視野に入れる。それが心の安定に繋がる

会社に問題があるケースについて解説しましたが、もし該当する項目が多いなら、そんな会社は早く脱出しましょうね。

とはいえ、自分から転職先を調べる気力が無いですよね…私もそうでした

そうした場合はスカウト型の転職サイトに登録して、企業から連絡が来るのを待つのがめっちゃラクですよ。

 

個人的には無料のビズリーチが割とおすすめですね。スカウトが来るたびに「あ、短期でも良い条件で転職できるんだ」と心がかなりラクになりました笑

「企業ブロック設定」をすれば、その企業はあなたの情報を見れないので、現職の人事や上司にバレないように設定してくださいね

 

なお、私は「今すぐ転職したい!」って感じではない時期は、とりあえず無料でビズリーチに登録だけしておいて、良いスカウトが来たら話だけでも聞いてみる、みたいな使い方をしていました。

かなり高年収なスカウトが届く一方で、スカウトに返信しない限り相手に名前がバレることはないので気楽なんですよね

 

まとめ:コンサルに向いてなかった?と悩んだら

まとめ

  • この記事を書いた人
プロフィール画像

ユウ

元アクセンチュア社員
|アクセンチュアに転職し年収250→900
|社畜→アクセンチュア→フリー

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